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2025/08/04

いけこの曲紹介♪「8月の素肌」

 【過去記事】前のブログに掲載していた記事の、再掲です。

夏です。ほっかいどうも暑いです。
8月なので、わたしの作った8月の曲を紹介しましょう。

「8月の素肌」

2013年作曲

マンドリン1、マンドリン2、マンドラ、マンドセロの四重奏です。


【解説】

くっきりと

背中に残る日焼けの跡が

暗い 闇の中に

ほの白く浮かび上がる。

遊びすぎた

夏の終わりの

けだるさ。

*      *      *

※Fのマンドセロは、ボディをたたきます。

上向きの「×」と下向きの「×」が違う音になるように、

工夫してください。


マンドリン×2、マンドラ、マンドセロの(ギターのない)四重奏という編成で、1月から12月まで月めくりカレンダーのような曲を作ってみよう!と思い立ち、2011年から作り始めました。

このシリーズで、5番目にできた曲です。

わたしの中ではめずらしく、AOR風に作ってみたつもりですが…

そういえばAORってなんだ!?アダルト・オリエンテッド・ロック?

と、調べれば調べるほど、わからなくなっていきました(だって曲によっていろいろちがうもん)。

マンドセロのベースラインで、大人の雰囲気をあらわしてみました。

ところどころ、メロディをスイングさせたりね。


上の動画の演奏は、わたしたちSound-Hole(サウンド・ホール)です。

画像は、小さいころの息子たちが、北の海で遊んでいるところです。

長男がいちばんムッチムチだったときです。次男はポキポキポッキーだし…。

ぜんぜんオトナの雰囲気じゃないですね。


こちらは、マンドリーノ・ジラソーレさんによる、オトナの演奏です。

2017年7月30日、日本マンドリン連盟九州支部「第15回 アンサンブルフェスティバル」より。

このときの演奏を、じつは現地で聴いたのですよ~!うれしかったです。


お問い合わせ・楽譜ご要望の際は、当ブログまでご連絡ください。

PC版のブログの右側に「いけこへの連絡フォーム」があります。

メールアドレス欄にアドレスをご記入いただければ、後ほどメールを送ります。

(ご記入いただいたアドレスは、管理人であるわたしのみ見ることができます)


いけこの作った曲、ほかにもいろいろあります!

マンドリン四重奏のためのカレンダーシリーズ、ほかにも11曲ありますよ。

【作曲】いけこのマンドリン曲リストを、ごらんください

わたしの場合、楽譜は販売していません。

気軽に取り寄せて、ご試奏いただければ幸いです。

2025/06/30

【2020年】昭和3年の楽譜を弾いてみた♪大流行曲「ティティナ」(大正~昭和初期のマンドリン楽譜出版)

【過去記事】2020年10月に、引っ越し前のブログにて書いた記事に、【レコードききくらべ!】をつけ加えたものです。

2025.5.7  ききくらべ動画を一つ追加しました。

2025.6.30 ききくらべ動画をもう一つ追加しました。

大正~昭和初期のマンドリン楽譜を弾くきっかけとなった曲です。


2020.9.26に開催された、Facebookのマンドリンイベント「まんどりんかふぇvol.7(オンライン)」のために撮った演奏動画を紹介します!

「ティティナ」 レオ・ダニデレフ 作曲 
Titina(Leo Daniderff)
arr. by K.Yoshida


Rolandの「4XCAMERA」というアプリを使って、ダブルいけこでお送りします。

これね…、今、わたしの中で大ブームの曲なんですよ!


↑これこれ!ちょっと、いやかなり、古そうな楽譜でしょう?
「日本の古本屋」というサイトを通して、名古屋の伊東古本店さんより購入しました。
昭和3年(1928年)出版の、シンフォニー楽譜出版社から出た、ヴァイオリン・マンドリン二重奏の楽譜なんですよ。
わたしの使っているエンベルガーマンドリンは1927年制作だから、この楽器で弾くのにぴったりでしょ!

↓楽譜には、「大流行曲 ティティナ」と書いてあります。

なぜこの曲を演奏したのか?
話せば、やや長いかも…。

100年前のダンスミュージック

もとはといえば、マンドリンのために作られた、アメデオ・アマデイの「Dody(ドディ)」という曲を練習していたのですが、その楽譜に「Foxtrot」と書いてあったのですよ。
フォックストロットって、何?どんな感じで弾けばいいの?
そんな疑問から始まりました。

そういえば、フォックストロットって、社交ダンスでそういう種目がありますよね。
でも、社交ダンスや競技ダンスの動画を観てみると、ゆったりした曲で踊っていて、「ドディ」の曲とは何か違う雰囲気です。
実は、現在社交ダンスや競技ダンスで「フォックストロット」と呼ばれているのは、1929年ごろに始まったという、イギリス式の「スロー・フォックストロット」なんですって。

アップテンポな曲の方は、1910年代に流行った、アメリカンスタイルのダンスミュージックなんだそうです。
ペアで、手を取り合って踊るダンスです。
  
Wikipediaより
「1913年 ハリー・フォックス(Harry Fox) が、自らがマネージャーを務めていたダンスホールに於いて、自らの名を冠したダンスを発表する。」
「当時のフォックストロットは、今日のクイックステップやジルバに近い、スピーディーでアクションの激しいダンスだった。」

あっ、キツネは関係ないんだ!へえ~。
Wikipediaによると、フォックストロットが生まれる前に「ワンステップ」というダンスもあったそうです。
アマデイの曲に、One-Step「Cupido」(クピド、あるいはキューピッドというのかな?)という曲もあります。
(日本マンドリン連盟北海道支部会報No.206の添付楽譜にありました)
アメデオ・アマデイさんは、1866~1935年に生きていた人。
ということは、マンドリン界で超有名なアマデイさんも、当時流行したダンスミュージックを作ったということなのね!

1927年の映画「ジャズ・シンガー」より。
「世界初」のトーキーと言われる、部分的に同期音声を使っている映画です。
当時の雰囲気が、伝わってきます。

大流行曲「ティティナ」

フォックストロットの楽曲をYouTubeで検索したところ、古いレコードを見せながらターンテーブルで再生する動画にヒットしました。
こういう動画って、けっこうあるんですね。日本の方も、海外の方も、こういう方法でレコードコレクションを見せています。
「Foxtrot」で検索すると、多く出たのが「ティティナ」でした。やはり「大流行曲」なのでしょう。
1925年ごろに、数多くの楽団が、レコードを作っているようです。
楽団によって速さやアレンジがけっこうちがうのも、興味深いです。終わり方のコードがメジャーかマイナーか、とか…。

【SPレコードききくらべ!】

Titina, Fox Trot- International Novelty Orchestra 1925
インターナショナル・ノベルティ・オーケストラの演奏、1925年のレコード。
概要欄を見ると、ボーカルはアーサー・ホール Arthur Hall だそうです。

「ティティナ "Titina"」
上と同じ、インターナショナル・ノベルティ・オーケストラの演奏(1925年)。
説明欄は日本語で、この方の持っているレコードについて、詳細に語られています。

Titina - Fox Trot, by Billy Wynne's Greenwich Village Inn Dance Orchestra
ビリー・ウィン グリニッジ・ヴィレッジ・イン ダンス・オーケストラの演奏、1925年のレコード。

Titina, Fox Trot- Carl Fenton´s Orchestra 1925 (Je Cherche Apres Titine)
カール・フェントン オーケストラの演奏、1925年のレコード。

 
Titina. Ben Bernie and His Hotel Roosevelt Orchestra
ベン・バーニーとホテル・ルーズベルト・オーケストラの演奏、1925年。
2つの動画でレコード盤の色が違いますが、聴いてみると同じ演奏のようです。

(1925) Ben Bernie - Titina (song from Modern Times sung by Charles chaplin).
おおっ、こちらはベン・バーニーの演奏の様子ですよ。ドラムが入ってテンポ速い!

THE KNICKER BOCKERS TITINA
ザ・ニッカボッカーズの演奏。
といっても、1964年結成のロックバンドではないですよね!
このレコード、日本語で「ティティナ」「フォックス トロット」と書いてありますね。ボーカルが入っていますが、だれでしょう?

"Titina" (from Puzzles of 1925), The Promenaders
ザ・プロムネイダーズの演奏、ボーカルはビリー・ジョーンズ Billy Jones
途中で「ヴォルガの舟歌(エイコーラ~♪)」とか「アンダンテ・カンタービレ」の一節が入るのがおもしろい!

Billy Murray - Titina, 1925
ビリー・マレーの歌、1925年。


【追加!】
Titina [Fox Trot] Maffia-Laurenz (1925)
なんと、Pedro Maffiaさんと Pedro Laurenzさんによる、バンドネオン二重奏です。
イントロはインターナショナル・ノベルティ・オーケストラのアレンジに似ていますね。
Seesaaブログ版「えぶたんのほっぺ」を読んでくださった方から、教えていただきました。ありがとうございます!

Léonce - Je cherche après Titine (Léo Daniderff)
フランス語で、「ティティナを探して」という題のようです。
ジャケットには、「Le Grand Succes de Léonce au Moulin Rouge」
(ムーラン・ルージュでのレオンスの大成功)とあります。歌手の名前はレオンスさん?

コスモポリタン・ノベルテー・オーケストラ - ティティナー
出た!ニッポノホンレコードから出た日本版「ティティナー」
「唄 少女合唱」による日本語の歌詞と、曲への乗せ方が、ものすごい(笑)。
でも、手持ちの楽譜に一番近いアレンジは、これかもしれません。
それにしても、チューバでしょうか?少女合唱が入ってからベース音がずっと1小節ずれているように聞こえるんですが!!どうなのこれ!?


【追加!2025.6.30】
TITINA(チチナ)/カルトン・ジャズバンド(昭和2年)
1927年のレコードです。フィリピンのバンドによる演奏だそうです。
なんとまあアップテンポ!!

羽衣 歌子 ♪ティティナ♪ (Titina) 1931年 78rpm record . Columbia . No. G - 241 phonograph
日本語歌詞の「ティティナ」。ウエイン コールマン ジャズバンドの演奏、羽衣歌子さんの歌です。1931年のレコード。

【年表的に並べてみると】

フォックストロットのダンスが流行る(1913年~)
   ↓
「ティティナ」が作られる(1917年、レオ・ダニデレフが作曲)
   ↓
「ティティナ」が世界的に流行、レコード売れる(1925年)
   ↓
日本でも楽譜発売(1928年)
   ↓
羽衣歌子さんが日本語歌詞で歌う(1931年)
   ↓
チャップリンが映画のなかで「ティティナ」を歌う(1936年「モダン・タイムス」)

と、ちゃんと時代が合致していますね。
(いやもうほんと、ワタクシ歴史ダメ子なもんで、こういうのを知ると、新鮮な驚きを感じます!いつも新鮮!)

【「東京ティティナ」もあるよ】

「ティティナ」を見つける少し前に、チャラン・ポ・ランタンが歌う「東京ティティナ」の動画を観ていました。
こちらは、“バイヨンの女王”と言われた生田恵子さんが歌った「東京ティティナ」(1953年)の、カバーです。
基本のメロディは「ティティナ」と同じですが、別のメロディが加わって、なんかアラビアっぽいところもあったりします。
(ちなみに、生田恵子さんは「私のマンドリン」という曲も歌っています。バックでマンドリンが演奏されています。)
ステイホーム中に出会ったチャラン・ポ・ランタンと、回りまわってこんなところでつながっているのも、またおもしろいものです。

約90年前のマンドリン楽譜!

楽譜の方に話を戻します。

2025/04/17

いけこの曲紹介♪「あなたにあげよう」

【過去記事】前のブログに掲載していた記事の、再掲です。

いけこの作った曲を、随時紹介しています。

今回は、

「あなたにあげよう」

2010年作曲

マンドリン、マンドラ1、マンドラ2の三重奏という、ちょっと変わった編成です。

所要時間は、約4分です。


【解説】

2010年5月の「マンドリン音楽祭」に出場するにあたって

メンバーの担当楽器に合わせて書き下ろした曲です。

あふれる思い、伝えたい気持ちを、

やわらかなメロディと あたたかな和音で

あらわそうと試みました。

だれに、何をあげるかは

ひとそれぞれで よいと思います。


2010年といえば、コンクールに向けて半年くらいかけて、マンドリンオーケストラの曲「冬の足音」を作っていた時期です。

でも、「3人でマンドラ弾いて、音楽祭に出よう!」と決まったときに、「どうせならマンドリンも弾きたいなあ…」と思いたち、3月頃、実質3日、楽譜を整えて1週間で作った曲です。


中間で、マンドラのドローンの上を、マンドリンが自由に跳ねまわります。

最後の音は、親指で弾いて、優しい音をつくります。


2010年の練習時の録音を掘り起こし、フルバージョンの紹介ムービーを作ってみました。

当時のグループ名は「ドラの穴」。

のちに「マンドリンユニットMarsupiale(マルスピアーレ)」という名前になりました。

あなたにあげよう/mandolin trio

画像は、昔よく行ったお店、春の風景、そして小さいころのぼんず(長男)とえぶたん(次男)です。

徐々に、大きくなっています。

最後に、えぶたんがママにさし出しているのは…小石?


あなたにあげよう.sample

こちらは、2011年にupした、サンプル音源。

同じ練習時の録音ですが、こちらは後半フェードアウトしています。


お問い合わせ・楽譜ご要望の際は、

①PC版でブログをご覧の方は、右側下の「いけこへの連絡フォーム」でご連絡ください

②当ブログまでコメントをください

コメントのメールアドレス欄にアドレスをご記入いただければ、後ほどメールを送ります。

(ご記入いただいたアドレスは、管理人であるわたしのみ見ることができますが、ブログ上では公開されません)


いけこの作った曲、ほかにもいろいろあります!→【作曲】いけこのマンドリン曲リストを、ごらんください

2024/09/16

【2021年】大正15年のマンドリン楽譜♪ザメクニックさんの「ナポリの夜」

 【過去記事】こちらは2021年6月、引越し前のブログに書いた記事を再掲して加筆したものです。原曲探しをして、楽譜のリンクやレコードの動画などを追加しました。


自粛期間中にインターネットで古い音源や楽譜に出会って大興奮!

大正時代にマンドリン用の楽譜ってこんなに市販されていたの!?

当時好まれていた洋楽の雰囲気が味わえます。

二重奏の楽譜だったら、なんとかして合わせてみたい!

アプリは「アカペラメーカー」から、しだいに「4XCAMERA」を使うようになりました。

♪   ♪   ♪   ♪   ♪

大流行曲「ティティナ」オリエンタルフォックストロット「キャラバン」に続いて、わたしが弾いたのは

「ナポリの夜」

これも大正15年(1926年)の楽譜です。


楽譜の表紙と裏表紙。

シンフオニー ヴァイオリン マンドリン 樂譜
SIMFONIE VIOLIN or MANDOLIN DUET No.96
Neapolitan Nights ナポリの夜
J.S.ZAMECNIK



夜空の天の川のような表紙。題字も当時の雰囲気が出ています。

楽譜のタイトル。
ナポリの夜 Neapolitan Nights
J.S.Zamecnik
Arr.By K.Yoshida.


裏表紙の奥付↓
大正十五年三月一日印刷
大正十五年三月三日發行
編者 シンフオニー樂譜出版社 編輯部
印刷兼發行者 草野 茂
東京市牛込區西五軒町卅四
發行所 シンフオニー樂譜出版社
振替東京六九一二七番
定價金貳拾錢

大正最後の年、まだ電話はない…

原曲は1923年

Neapolitan Nights
作詞 Harry D Kerr 、作曲 J. S. Zamecnik

1923年にSam Fox社から、ピアノ譜が出版されています。アメリカのメイン大学の公開ライブラリDigitalCommons@UMaine」で、PDFが見られます

この楽譜を弾いた演奏はこちら↓

John S. Zamecnik: Neapolitan Nights
(わたしにとっては)おなじみ、Phillip Searさんのピアノ演奏です。
1923年のピアノ譜を弾いています。
わたしの弾いた二重奏は、この楽譜にとても近いアレンジですね。


映画のテーマソングにも

「Neapolitan Nights (Oh, Nights of Splendor)」は、「FAZIL」という映画(1928年)のテーマソングになっています。
なんでも、アラブの王子とパリの娘がヴェニス(ヴェネツィア)で恋に落ちるという話らしいですよ。
えっ、ヴェニスなの?ナポリでなくて?
1926年、Sam Fox社より、ウクレレとピアノと歌のアレンジ譜が出版されています(→セカイモンで売られている!アメリカに、楽譜を持っている人がいるんだね~)


オーケストラバージョンききくらべ

Neapolitan Nights - Victor Salon Orchestra 1926
1926年、ビクター・サロン・オーケストラの演奏。
流麗な演奏です。

Neapolitan Nights - Salon Orchestra - 1926
1926年、Nathaniel Shilkret指揮、Salon Orchestraの演奏です。 
途中でマンドリンも入っていますね!

Edison..."Neapolitan Nights"...Herbert Soman's Salon Orchestra.
これも、わたしの弾いた二重奏にとても近い!
前奏のトリルのところとか…ね?
このレコードをもとにアレンジしたんじゃないかしら、と思うくらいです。


LONDON NOVELTY ORCHESTRA Neapolitan Nights (J S Zamecnik) REGAL ZONOPHONE M
このSPレコードは何年の録音かわかりませんが、ロンドン・ノベルティ・オーケストラの演奏です。マンドリンが華麗に動いております。
そして、後半に入ってくるホニャホニャした音は何?
もしかして、テルミンだったりして!?

Neapolitan Nights (John Stepan Zamecnik:music) ナポリの夜 Mari Ivonne マリ・イボンヌ独唱1936年 ルーナダンスオーケストラ
最後は、ちょっと後の時代になりますが、1936年(昭和11年)、日本で発売されたレコードらしいです。
なんと日本語訳で歌っています。スロー・ジャズの雰囲気ただよう演奏。
間奏に「サンタ・ルチア」が挟まれています。


YouTube「ikekomandolin」のチャンネルでは、「大正~昭和初期のマンドリン楽譜を弾いてみた」という再生リストがあります。
今後も、少しずつ弾いていきたいと思います!

2024/08/12

【2021年】大正15年のマンドリン楽譜♪「キャラバン」

【過去記事】こちらは2021年6月、引越し前のブログに書いた記事を再掲して加筆したものです。原曲探し、レコードやピアノロールの動画などを追加しました。

自粛期間中にインターネットで古い音源や楽譜に出会い、ついでに演奏動画を撮ることにもはまっていた時期です。

     🎼     🎼     🎼

前に、「日本の古本屋」という古書店通販サイトを通じて、古~いマンドリン用の楽譜を手に入れました。
ディープでマニアな詳細はこちら→昭和3年の楽譜を弾いてみた♪大流行曲「ティティナ」

わたしが買ったのは、ヴァイオリン、マンドリンどちらでも使える、二重奏の楽譜です。
せっかくだから、だれかと二重奏ができたらいいなあと思ったのです。
ところがここ1年続く状況により、合奏ができないまま…。
そこで、Rolandの4XCAMERAというアプリを使って、ダブルいけこで二重奏をしてみました。

「ティティナ」の次に演奏したのは、

オリエンタル・フォックストロット「キャラバン」

キャラバンというと、デューク・エリントンとファン・ティゾールのジャズの曲(1935年)が有名ですが、別の曲ですね。

こっちのキャラバンは、フォックストロット、1910年代にはやったダンスミュージックです。
前半は砂漠を隊商が行くオリエンタルな香りの曲調ですが、後半は明るく弾んで砂漠感はどこかへふっとんでしまいます。

大正15年(1926年)の楽譜です。

楽譜の表紙と裏表紙。
「VIOLINMANDOLIN DUETTS
模 範
ヴァイオリン・マンドリン二部合奏楽譜
Karavan
キャラバン
模範楽譜出版社
No.1


表紙絵は、ピラミッドにラクダを率いた隊商のシルエット、手前にヤシの木のようなシルエットと、スカーフとベールをかぶった女性のイラストです。
女性の鼻の上には何がついているんだろう?飾りかな。
「すまーふはなこ」さんのブログ「3兄弟とエジプト生活」では、「エジプト女性のスカーフ(ヘカブ)」という記事の中で、「ヤシュマック(YASHAK)」を着けた、原住民の女性(Native Woman)」という1920年頃の絵はがきが紹介されています。
それがこの絵にそっくりでした!

裏表紙は、この出版社がこれまで出したマンドリン・ヴァイオリン用の楽譜目録と、奥付。
「MOHAN EDITION OF SHEET MUSIC
Mandorin or Violin Duets.」
英語の綴りに誤記が見られます。


裏表紙の奥付。
「 定價各編 金貳拾五錢
大正十五年八月二十日 印刷
大正十五年八月廿五日 發行
編者 模範樂譜出版社編輯部
印刷兼發行者 水谷彦十郎
東京市日本橋區橘町三ノ十二
發行所 模範樂譜出版社
東京市日本橋區橘町三ノ十二


A3版を二つ折りにした4ページ仕立て。
この楽譜は、左ページが第1ヴァイオリン/マンドリン、右ページが第2ヴァイオリン/マンドリン となっております。
二人で並んで見る感じでしょうね。

Karavan (Oriental Fox-trot)
Wiedoeff - Olman. 
Arr.by M.G.S


「M.G.S」は、「模範楽譜出版社」の頭文字でしょうか。

【原曲探し】
調べてみると、作曲者は、Rudy WiedoeftAbe Olmanだとわかりました。
ということは、楽譜の「Wiedoeff」は一文字間違いでしょうね。
ルディ・ヴィードーフ  Rudy Wiedoeft (1893-1940)はアメリカのサックス奏者、
エイブ・オルマン(1887‐1984)はアメリカの作詞家、音楽出版者だそうです。

1919年に出版された楽譜
アメリカ合衆国のジョンズホプキンス大学 Johns Hopkins Universityの公開ライブラリで、楽譜を見ることができます→こちら「Karavan(Fox Trot).Song.」
1919年にシカゴのForster Music Publisher, Inc.より出版された、ピアノ伴奏と歌の楽譜です。

当時の演奏のレコード
古いSPレコードを再生した動画です。当時の曲の雰囲気が伝わります。

Joseph C Smith's Orchestra - Karavan (1920)
1920年、ジョセフ・C・スミス楽団の演奏。
とちゅうでパラララララ…と入るオブリガードが華麗だ~!

Karavan -- Fox Trot (Abe Olman-Rudy Wiedoeft) Joseph C. Smith's Orchestra (For Dancing)
上と同じレコード。

"Karavan" Fox Trot Played by Joseph C Smith's Orchestra HMV B 1174
ラベルは違いますが、上2つと同じ演奏ですね。

Karavan by Rudy Wiedoeft and Abe Olman
これまでとちょっと違った演奏。Aメロのオブリガードでチャラララララララララ~♪というフレーズあり。(ウン)チャラッ、チャラッ、チャラッ♪は、わたしの弾いた楽譜にもあります。また、ちょっとした繰り返しで、小節が増えた部分があります。

ピアノロール
19世紀末から作られ、SPレコードが普及する前に、音楽再生手段として使われたんですって。それぞれアレンジがおもしろいです!
KARAVAN - PLAYER PIANO ROLL
概要欄によると、フランク・バンタ Frank Bantaの演奏だそうです。

Karavan Played By Zez Confrey
ゼズ・コンフリーの演奏。イントロのアレンジが独特!
後半は、「マンドリン・モード」ですって。同音連打のことでしょうか。
連打音を続けるのは人間では難しく、編集されたピアノロールだからできるのだそうです。



YouTube「ikekomandolin」のチャンネルでは、「大正~昭和初期のマンドリン楽譜を弾いてみた」という再生リストがあります。
今後も、少しずつ弾いていきたいと思います!

2024/07/22

【2017年】北海道教育大学札幌校マンドリンクラブOB・OG会 第11回定期演奏会

 【過去記事】2017年8月、引越し前のブログに書いた記事です。今年の定演は第14回なので、これは3回前、もう7年も前のことですね…。


もう1週間たちましたが、コンサートの報告を…。
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↑きれいなカラーのプログラムや、チラシ、チケットは、OBのAさんによるデザインです。

北海道教育大学札幌校マンドリンクラブOB・OG会
 第11回定期演奏会

2017年8月20日(日) 13:00開場/13:30開演 
かでるホール(北海道札幌市中央区北2条西7丁目 かでる2.7)
入場料1,000円(小・中学生無料)
後援:札幌市、札幌市教育委員会


自分がステージで演奏するっていうのは、日常の中の非日常です。
さて、非日常の二日間のはじまりです。
19日、出がけからバスに乗り遅れて、オットに駅まで送ってもらうという失態…。しょんぼり。
札幌について、早めにホテルにチェックイン。
カフェデンマルクのパンを食して、くつろぎのティータイム。
六花亭が斜め向かいにあったので、ぶどうソフトクリームを食べてから、前日リハーサルに行きました。
午後5時から9時まで、かでる2.7で、熱心にリハーサルをおこないました。
この演奏会は、道内・道外各地からOBが集まってくる同窓会みたいなものなので、ここで初めて音を合わせる人もいます。
2年に一度会える先輩とのお食事も、また楽し。

20日、本番の日。
ホテルの朝食って、大好きです。いろいろなものを少しずつ食べられるのが、いいのよね。
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髪型は、ハーフアップ。ねじってヘアピンでとめて、右側に毛先をちらしました。

一昨年の第10回定演で、T会長が指揮を降りてから、はや二年。
あたらしい指揮者も加わり、(わたしより)若いOBも参加するようになりました。
指揮者が変わって合奏がうまくいくだろうかとか、お客さんが呼べるだろうかとか、変化への対応に時間がかかったように思います。
また、みんなそろって少しずつ年を取っていくので、老眼(これ困る!)や健康、介護や生活環境の変化などもあります。
わたし自身、月に一度の練習会でマンドリンを弾くことが、一番リラックスできる、息抜きの時間でした。
そんな中で、この日、わたしを含めてステージに立てる人は幸せだなあと思います。いっしょに弾いてくれるOBの皆さんにも感謝です。

午前中にステージリハーサルをすると、できていたことが、そのときになってうまくできなかったりして、あせります。
でも(たぶん)だいじょうぶ!と、自分に言い聞かせて…

そうそう、衣装の話を。
今回は、黒ロングスカートを手づくりしたのですよ。
ずっと前からはいていた黒ロングは、サイズが合わなくなってきたので、若い人に譲りました。
フォーマル服売り場でまた購入しようと思ったら、今はフォーマルでは扱っていないようです。旭川でも札幌でも、手に入りませんでした。
そこで、フォーマル用の布を買って、フレアスカートを作りました。前のスカートは8枚はぎでしたが、今回は「毎日着たいスカート」(ブティック社、2007年)から、4枚はぎのフレアスカートの型紙を使いました。
布地の縦横がゆがみやすい布で、縫いにくかったのですが、ファスナーはうまくできました。
↓楽屋で撮ったので、靴を脱いでいて、裾をひきずっていますが…9cmヒールをはくと、ちょうどよいです。
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でもね…フレアスカートは似合わない体型だなあと、つくづく思いました。前からそうでしたが、もっと似合わない腰回りになってしまいました。
2年後は、メモリー素材でタックスカートか何かを作ろうかと思っています。

13時開場、ロビーの受付にT会長がいらっしゃいました。わ~ありがとうございます!身が引き締まる思いです。
よし、2年に一度のお祭りだ!やるぞ!オー!
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13時30分開演。
そうそう、今年は司会もかわったんですよね。Sさんのあたたかな語り口が、演奏者の緊張をほぐしてくれました。とってもよかったです。

2024/07/21

【2019年】北海道教育大学札幌校マンドリンクラブOB・OG会 第12回定期演奏会

 【過去記事】2019年に、引越し前のブログに書いた記事の再掲です。

今年の定演は第14回、こちらは、前々回の定演についてです。

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北海道教育大学札幌校マンドリンクラブOB・OG会
第12回定期演奏会

2019年8月25日(日) 13:00開場 13:30開演
かでるホール (札幌市中央区北2条西7丁目 かでる2・7北海道立道民活動センター)
入場料1,000円(小・中学生無料)


わたしは、前日のうちに札幌入り。
汽車を降りると、偶然、旭川の知り合いに会いました。
翌日の「北海道マラソン」に出るのだそうです!すごーい、がんばってくださーい!

夕方5時から、かでるで前日練習をしました。
遠くから来て、この日に初めて合わせる人もいました。

さて、当日。
札幌駅近くのホテルから、タクシーに乗ろうとしたら、
「今日は北海道マラソンで、交通規制がかかっているから、かでるまで行けないよ。歩いて行ったほうがいいよ」
ええ~!?そんなー。
やっとのことで、会場につくと… ↓
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むむ、気持ちが引き締まりますね。
さあ、がんばりますよ~!

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プログラムです。
オットが「Azさん、やっぱり上手だね。すっきりして見やすい」と申しておりました。
(わたしが別件のチラシを手がけ苦戦していたので、やはりわたしはシロートだという意味で、こういうことを言ってました…汗)

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この日のヘアアレンジ(よく見えなくて、すみません)。
ねじりハーフアップを右側で散らし、襟足も右側に寄せて留めて、左右非対称にしてみました。

なんと…今回のステージで、老眼鏡デビュー…。
リハーサルのときに、ステージが明るいのに、楽譜がなんかよく見えないんですもの。
曲は覚えていますが、音符を読み間違えてしまうのが、こわいんですよ。
これでわたしも、メガネっ子の仲間入りですね。
でも、眼鏡をかけると、自分が動いたときに楽譜がよく見えないんだよなあ。課題です。

さて、本番!!
Sさんのすてきなアナウンスで、はじまり~♪
客席に、父が来てくれました。ありがとう!

今回の第1部は、いつもと違います。
なんと、OBのM川さんが作曲した2曲を、本人の指揮で演奏したのです!

2024/07/20

【2020年】念願かなって地元団体で演奏!旭川市民マンドリンアンサンブル第47回定期演奏会

 【過去記事】2020年、引越し前のブログに書いた記事を再掲しました

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左:プログラム表紙 右:チラシ

旭川市民マンドリンアンサンブル 第47回定期演奏会
2020年11月7日(土) 18:00開場 18:30開演
旭川市大雪クリスタルホール音楽堂(旭川市神楽3条7丁目)
入場料 700円

そうなんですよ~。やっと、地元のマンドリン団体で演奏することができました!
入ったいきさつは、こちら↓
実はわたし、この1月から地元のマンドリン団体に入った、新入部員なのですよ。
昨年の定期演奏会を聴いて、わたしもいっしょにひきたいな~と思いました。
演奏会のあと、部員の方に「マンドリンが好きそうだと思って」と、お誘いを受けました。
ええ、もちろん、大好きですとも!(笑いしかない)
ちょうど昨年は「働き方改革」が盛んに言われていたので(言うだけじゃだめなんですけど)、そうだ、「働き方改革」をしよう!毎週水曜日は残業を30分までにしよう!
と、心に決めました(ということは、残業が常態化しているんだな)。

ところが、2月のおわりに緊急事態宣言が出ました。
自分の職場には人が集まることから、わたしはしばらく練習を欠席していました。
そのうち、練習会場が閉鎖になって、練習じたいがお休みになりました。
6月から練習が再開し、7月からやっと、わたしも練習に加わりました。

練習会場では、使ったものを最後に消毒しています。
また、出席者は連絡先を記入し、毎回出欠を記録しています。
マスクをしながら練習するのは、けっこうきついです。
なんだかんだいって、運動しているようなものですからね。
でも、合奏することができて、みんなといっしょに演奏を作っていくことができて、うれしいです。

そうそう、言い忘れていましたが、第1部の1曲目は、わたしの作った曲になりました。
「冬の足音」より、1.ロータリー です。

旭川市民マンドリンアンサンブルも、開催にあたり、これまで様々な課題に直面してきました。
練習会場の閉鎖に始まり、練習会場の消毒、いつもお世話になっている大雪クリスタルホールのコンサートボランティアが今年は頼めない(!)とか、チケット半券裏に連絡先を書いてもらう、感染防止対策についてお客様へのお願いをチラシに載せる、会場の前列席を空ける、消毒用アルコールの用意、検温、「北海道コロナ通知システム」の活用など…。
そして演奏会直前になって、北海道は感染者が急激に増加して、ここ旭川でもクラスターが発生しました。
わたしの職場でも対策を強化して、にわかにバタバタしております。
市外からの賛助で、出演を断念される方も出てきました。
はたして開催できるのか?会場からストップがかかったりして?いや、何か決まるとしたら今日(演奏会当日)だろう…云々、メンバー一同、ハラハラドキドキでした。
とりあえず、開催できてよかったです!
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土曜日は天気が良くて、暖かかったです。
人込みを避け、旭川駅の南側のベンチで、外ランチしました。
クリスタル橋を歩き、大雪(たいせつ)クリスタルホールへ。
ちょっと早く来すぎたかな?

大雪クリスタルホールの情報誌「CADENZA」を見ると、音楽堂でのコンサートは、10月に4本、11月に4本。少ないですねえ。
それでも、規制が緩和されて、いちおう座席を100%使えるようになったそうです。

リハーサルは、14時から17時まで。3時間も弾いて、けっこう疲れた~。
そのあとは作業したり、お弁当を食べたり着替えたりしてあわただしく、Hさんが弦やピックを売りに楽屋に来てくださったのですが、見るひまがありませんでした。コンサートマスターは、調弦もあるので、なおたいへんだったと思います。
そんな中でも、賛助に来てくださったSさんとツーショットを撮っていただいて、うれしかったです!
以前からFacebook友達なのですが、メッセージで話しているうちに、この定演に一緒に出るということを知ってびっくり!
こういうつながりもあるから、SNSも面白いものですね。

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↑画像は、Kさんからいただきました。ありがとうございます!

第1部の1曲目は、わたしの曲で、「冬の足音」より、“ロータリー”。

2024/04/22

【2021年】遠くても“旭川メンバー” 旭川市民マンドリンアンサンブル第48回定期演奏会

【過去記事】引越し前のブログに書いた記事を再掲しました。2021年の投稿です。

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↑プログラム表紙         ↑チラシ

はい、そうなんです。
1年ぶりのリアル演奏会、ステージに上がりました。
旭川市民マンドリンアンサンブルには昨年入ったばかりなのですが、1年で職場異動(泣)。
遠くなって、毎週水曜日の練習には行けなくなりました。
それでも夏休みや日曜の特別練習に通って、なんとか本番を迎えました。

旭川市民マンドリンアンサンブル 第48回定期演奏会
2021年11月6日(土)

18:00開場 18:30開演
旭川市大雪クリスタルホール音楽堂
(旭川市神楽3条7丁目)
入場料 700円(当日券あり)


ほんとうは、前日夜に旭川まで出てこようと思って出発したのですが、一つ忘れ物をしたことに気づき、空腹もあいまって意気消沈…。
その晩は、アルフィーの配信アーカイブを観ながらゆっくりご飯食べて、のんびりお風呂にも入れたので、結果オーライかな?

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朝もやの中、特急に乗ってレッツゴー。
それにしても、荷物多いな!

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↑去年と同じアングルですね。会場の、大雪(たいせつ)クリスタルホールです。
いい天気に恵まれました。

2024/04/20

【2022年】また、ともに奏でる喜び♪札教大マンドリンクラブOB・OG会 第13回定期演奏会

 【過去記事】引越し前のブログに書いた記事を再掲しました。まだコロナが流行っている2022年の投稿です。

プログラム表紙B5_page-0001 - コピー.jpg 定演チラシ案3_page-0001.jpg

↑プログラム表紙。           ↑チラシ

やった~あ!無事、開催できました。

北海道教育大学札幌校マンドリンクラブOB・OG会
第13回定期演奏会
2022年8月27日(土)開場13:00 開演13:30
かでるホール(札幌市中央区北2条西7丁目 かでる2・7)
入場料 1,000円(小・中学生 無料)


コロナの影響で練習会場が閉鎖あるいは使用不可になったりして、たびたび練習が中止になりました。
2年に一度の定期演奏会は、昨年8月に行うはずでしたが、やむなく1年延期となり、やっと今年、開催することができました。

月1回の練習を2回に増やして、合奏練習をがんばってきました。
練習会に集まれるようになったのは良かったのですが、個人的には、転居により札幌から遠くなってしまったので、通うのは大変でした。
出るのをあきらめようかと思ったこともしばしば…。
でも、やめないでよかった。

さて、金曜日には、かでるで前日リハーサルがありました。
リハは夕方からですが、汽車でもバスでも、朝から出ないと間に合いません。
荷物が多いので、汽車にしました(荷棚が広いのがメリット)。
昼に札幌に着いたので、父のところへ寄りました。
タカミーの不定期連載小説が載っている「オール讀物」を差し入れに。
今、世間では感染者が増大しているので、外出できるのかヒヤヒヤしましたが、なんとか前日に外出許可がおりて、一安心。

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当日の朝、かでる2・7に向かう道で、もうなんだかウルウルして泣きそうでした。
やっと、演奏会ができる!
やっとこの日を迎えることができた…って。
OBのみなさんもすでにロビーに集っておしゃべりしていて、なんだかウキウキした雰囲気です。
ロビーの掲示板を見て、いよいよ今日だ!と気が引き締まります。

2024/04/16

【2022年】3回目の参加でした♪旭川市民マンドリンアンサンブル 第49回定期演奏会

 【過去記事】引越し前のブログに書いた記事を再掲しました。まだコロナが流行っている時期でした。

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↑プログラム表紙            ↑チラシ

マンドリンの演奏会に出ました。

旭川市民マンドリンアンサンブル 第49回定期演奏会
2022年11月5日(土)18:00開場 18:30開演

旭川市大雪クリスタルホール音楽堂
(旭川市神楽3条7丁目)
入場料 700円(当日券あり)
後援 旭川市・旭川市教育委員会


前日の金曜日に、居住地BFKでは雪が降って、みぞれ状態で積もっていました。
持っていく服をあたたかいものに替えて、あわてて冬靴を出してレッツゴー!
旭川についたら、あれれ?ぜんぜん積もっていません。
当日は朝から、「ダテハキ」のスパイク付き防滑ブーツをポコポコ言わせて、ヘアサロンに行きましたよ。
季節を先取りしすぎ~。

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空は曇り。去年と一昨年は晴れていましたね。
昨年と同じで、ふだんは平日の練習には出られず、夏休み中の水曜日や10月の日曜練習に参加するだけでした。
それでも、文化の日の前日は、時間休みをとって参加できてよかったです。

2024/04/12

【2024年】弾きました!第53回マンドリン四重奏演奏会

【過去記事】引っ越し前のブログに書いた記事を再掲しました

弾いてきましたよ~。今回はマンドリンではなくて、マンドラを!

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↑こちらはプログラムの表紙        ↑こちらはチラシ画像

第53回マンドリン四重奏演奏会
2024年1月28日(日)
13:00開場 13:30開演

かでるアスビックホール
(札幌市中央区北2条西7丁目 かでる2・7)
入場料 無料
後援 北海道教育委員会、札幌市、札幌市教育委員会

【2023年】Sound-Hole、札幌市民芸術祭「マンドリン音楽祭」に出演しました♪

 【過去記事】引っ越し前のブログに書いた記事を再掲しました

初めて、Kitara大ホールでマンドリンを弾いてきました~!

令和5年度札幌市民芸術祭「マンドリン音楽祭」
2023年5月21日(日)

12:45開場 13:30開演
札幌コンサートホール「Kitara」大ホール
(札幌市中央区中島公園1-15)
入場料 無料


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↑プログラム表紙           ↑チラシ

土曜日は、札幌に行って前日練習をしました。
平日の激務を乗り越えズタボロだったので、THE ALFEEのTシャツとピンバッヂに守ってもらいました。
3人は、わたしにとっての「鋼の騎士Q」です。
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当日朝、中島公園に入り、Kitaraに向かってレッツゴー!

【2023年】2023年も弾けてよかった♪旭川市民マンドリンアンサンブル第50回定期演奏会

【過去記事】引越し前のブログに書いた記事を再掲しました

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↑プログラム表紙            ↑チラシ

今年(2023年)も参加できました!
わたしにとっては4回目の定期演奏会ですが、この団体にとっては50回目の演奏会ですって!

旭川市民マンドリンアンサンブル 第50回定期演奏会
2023年11月4日(土)
18:00開場 18:30開演
旭川市大雪クリスタルホール音楽堂

(旭川市神楽3条7丁目)
入場料 700円(当日券あり)
後援 旭川市・旭川市教育委員会


旭川から離れているので、毎週水曜夜の練習には参加できないのですが、夏休みや10月の日曜練習にせっせと通いました。
練習が夜間だと公共の交通機関では帰れないので、オットに協力してもらったことも多々ありました。ありがとうオットさん。
当日も二人で旭川に宿泊することにして、オットに聴きに来てもらいました(お客をひとり増やしたぜ!)。

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いつもは正面入り口からの写真ですが、この日は駐車場側から裏側入り口へ行きました。
今年の紅葉は、山の方はくすんだ色で、街の中のほうが鮮やかに感じます。

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この日のヘアアレンジは、得意(?)のハーフねじり散らしです。そのときの髪の長さによって、アレンジが変わります。

【2023年】心の中は大冒険♪第52回マンドリン四重奏演奏会に出たよ

 【過去記事】引っ越し前のブログに書いた記事を再掲しました

Sound-Hole、3年ぶりにマンドリン四重奏演奏会に出ました!
前に出たのは、コロナ直前の2020年でした。
↓プログラムの表紙です         ↓チラシ画像です
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一般社団法人日本マンドリン連盟北海道支部主催
第52回マンドリン四重奏演奏会
2023年1月29日(日)

12:30開場/13:00開演
会場 かでるホール
(札幌市中央区北2条西7丁目 かでる2・7)
入場料 無料
後援 北海道教育委員会、札幌市、札幌市教育委員会
《札幌市文化芸術活動再開支援事業 活用行事》


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ここ最近は、楽器以外の荷物が重いのが課題でした。
旭川から通っていたときにはトートバッグでも良かったのですが、汽車や高速バスで長距離移動の場合、口がしっかり閉じるバッグのほうがいいなと思いました。
また、遠いと、1泊の着替えや小物、場合によっては弁当などの食料が増えるんですよ(現地で食事をする時間がないとか、買おうと思っても手に入らないとか、その他不測の事態があるため)。
楽器を背負ってバッグを持つと、肩に食いこんで疲れてしまいます。
そこでとうとう、マンドリンお出かけ用リュックを買っちゃいました。