2024/07/20

【2020年】念願かなって地元団体で演奏!旭川市民マンドリンアンサンブル第47回定期演奏会

 【過去記事】2020年、引越し前のブログに書いた記事を再掲しました

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左:プログラム表紙 右:チラシ

旭川市民マンドリンアンサンブル 第47回定期演奏会
2020年11月7日(土) 18:00開場 18:30開演
旭川市大雪クリスタルホール音楽堂(旭川市神楽3条7丁目)
入場料 700円

そうなんですよ~。やっと、地元のマンドリン団体で演奏することができました!
入ったいきさつは、こちら↓
実はわたし、この1月から地元のマンドリン団体に入った、新入部員なのですよ。
昨年の定期演奏会を聴いて、わたしもいっしょにひきたいな~と思いました。
演奏会のあと、部員の方に「マンドリンが好きそうだと思って」と、お誘いを受けました。
ええ、もちろん、大好きですとも!(笑いしかない)
ちょうど昨年は「働き方改革」が盛んに言われていたので(言うだけじゃだめなんですけど)、そうだ、「働き方改革」をしよう!毎週水曜日は残業を30分までにしよう!
と、心に決めました(ということは、残業が常態化しているんだな)。

ところが、2月のおわりに緊急事態宣言が出ました。
自分の職場には人が集まることから、わたしはしばらく練習を欠席していました。
そのうち、練習会場が閉鎖になって、練習じたいがお休みになりました。
6月から練習が再開し、7月からやっと、わたしも練習に加わりました。

練習会場では、使ったものを最後に消毒しています。
また、出席者は連絡先を記入し、毎回出欠を記録しています。
マスクをしながら練習するのは、けっこうきついです。
なんだかんだいって、運動しているようなものですからね。
でも、合奏することができて、みんなといっしょに演奏を作っていくことができて、うれしいです。

そうそう、言い忘れていましたが、第1部の1曲目は、わたしの作った曲になりました。
「冬の足音」より、1.ロータリー です。

旭川市民マンドリンアンサンブルも、開催にあたり、これまで様々な課題に直面してきました。
練習会場の閉鎖に始まり、練習会場の消毒、いつもお世話になっている大雪クリスタルホールのコンサートボランティアが今年は頼めない(!)とか、チケット半券裏に連絡先を書いてもらう、感染防止対策についてお客様へのお願いをチラシに載せる、会場の前列席を空ける、消毒用アルコールの用意、検温、「北海道コロナ通知システム」の活用など…。
そして演奏会直前になって、北海道は感染者が急激に増加して、ここ旭川でもクラスターが発生しました。
わたしの職場でも対策を強化して、にわかにバタバタしております。
市外からの賛助で、出演を断念される方も出てきました。
はたして開催できるのか?会場からストップがかかったりして?いや、何か決まるとしたら今日(演奏会当日)だろう…云々、メンバー一同、ハラハラドキドキでした。
とりあえず、開催できてよかったです!
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土曜日は天気が良くて、暖かかったです。
人込みを避け、旭川駅の南側のベンチで、外ランチしました。
クリスタル橋を歩き、大雪(たいせつ)クリスタルホールへ。
ちょっと早く来すぎたかな?

大雪クリスタルホールの情報誌「CADENZA」を見ると、音楽堂でのコンサートは、10月に4本、11月に4本。少ないですねえ。
それでも、規制が緩和されて、いちおう座席を100%使えるようになったそうです。

リハーサルは、14時から17時まで。3時間も弾いて、けっこう疲れた~。
そのあとは作業したり、お弁当を食べたり着替えたりしてあわただしく、Hさんが弦やピックを売りに楽屋に来てくださったのですが、見るひまがありませんでした。コンサートマスターは、調弦もあるので、なおたいへんだったと思います。
そんな中でも、賛助に来てくださったSさんとツーショットを撮っていただいて、うれしかったです!
以前からFacebook友達なのですが、メッセージで話しているうちに、この定演に一緒に出るということを知ってびっくり!
こういうつながりもあるから、SNSも面白いものですね。

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↑画像は、Kさんからいただきました。ありがとうございます!

第1部の1曲目は、わたしの曲で、「冬の足音」より、“ロータリー”。
スイングが大変で、すみません~。でも、弾いていただけてうれしいです!
コロナが終息したあかつきには、この曲のように、さんろくへ飲みに行きましょう(どんな曲だ!?)。

「ドディ」は、アマデイさんが作った、当時流行のダンスミュージック、“フォックストロット”。
このダンスも、密!ですよ。密着。
楽しく踊っているつもりで、弾きました。

組曲「山の印象」は、3楽章編成の曲を弾いたことはありましたが、4楽章あるのは、初めて弾きました。
あちこち違いがあって、興味深いです。

第2部は、指揮はコンサートマスターとありますが、弾き振りによるもので、実質、指揮者のいないアンサンブルです。
今回、挑戦的だったのは、末廣健児「流星群」。
ギターのソロがすてきで、満天の星空が目に浮かんでくるような、ロマンチックな曲。
ちょっとジャズなリズムも入っています。
かっこいいけれど難しいフレーズがあったり、4拍子のパートと三連符のパートが重なったりするのを、どう作っていくか、けっこう苦労して練習しました。パート間の相互理解が重要な曲でしたね。
苦労しただけに、最後まで弾き終えたときは、やった!と思いました。

第3部は、チラシのうたい文句「マンドリンとギターが奏でる癒しのひととき」という言葉がぴったりでした。
タンゴ「碧空」については、楽譜にある弾き方を変えるよう、指揮者さんから指示が出されました。
なんでかな~と思って調べてみたら、楽譜の元ネタに関係していたのですね。
「碧空」は、アルフレッド・ハウゼ楽団、マランド楽団、マントヴァーニ・オーケストラ、バルナバス・フォン・ゲッツィ楽団などが演奏していますが、今回使用の楽譜は、アルフレッド・ハウゼ楽団の演奏をアレンジしたものだったとわかりました。
指揮者さんは、アルフレッド・ハウゼ楽団の流麗な演奏に寄せようとしたのですね。なるほど!
(別の人のアレンジ譜を弾いたことがありましたが、そちらはおそらく、ゲッツィ楽団の演奏が元ネタと思われます)

ロバート・マックスウェルの「引き潮」は、もともとマックスウェルによるハープの演奏です。
これも、ポール・モーリア、マントヴァーニ・オーケストラなどの演奏がありますが、きっとフランク・チャックスフィールド・オーケストラの演奏が指揮者さんの理想なのだと思いました。

最後は、「メリー・ウィドウ・ワルツ」。
吹奏楽では、「メリーウィドウ・セレクション」がよく演奏されますね。
このワルツを集めたメドレーも、吹奏楽にありますね。中川信良さんは、それをマンドリンオケにアレンジしたのでしょうか?
オペラを映像で観ましたが、華やかで面白かったです!
ワルツ三昧で、盛り上がりました。

お客様は例年より少なかったのですが、盛大な拍手をいただきました。ありがとうございます!
アンコールの拍手も、いただきました。
「いい日旅立ち」を弾きながら、コンサートが最後までできて、よかった!と、じんわり涙が出ました。
部員になったことで知り合えた人や、出会えた曲があって、よかった。
一人では弾けない曲が弾けて、よかった。
この日集まることができて、よかった。もうほんと、それだけで大成功ですよ。
みなさんといっしょに合奏できて、よかった。若い新入部員さんとも演奏できて、よかった!
そして、聴きに来てくださったお客様に感謝!!
あとは、この日集まった皆様の中から感染者が出ませんように…。
皆様のご健康をお祈り申し上げます。

前述のとおり、北海道は今、感染者が増えて大変です。
でも経済活動のために、往来を制限しないそうです。
わたしはまた、しばらく家にこもるつもりです。
今だからできること、今しかできないことが、きっとあるはず…!
【2020年11月の記事を再掲しました。うわー、当時はこんな状況だったのね…】

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