演奏会に出たという報告ですが...まあ、その前後がたいへんでした!という長い話です。
Sound-Hole、今回は3人で、この演奏会に出ました↓
一般社団法人日本マンドリン連盟北海道支部 主催
演奏会に出たという報告ですが...まあ、その前後がたいへんでした!という長い話です。
Sound-Hole、今回は3人で、この演奏会に出ました↓
一般社団法人日本マンドリン連盟北海道支部 主催
たまには、わたしの曲を紹介しますね。
冬なので、北国にちなんだ曲をどうぞ。
ぼちぼち曲を作っています→【作曲】いけこのマンドリン曲リスト
【過去記事】前のブログに掲載していた記事を、少し手直しして再掲しました。
「青の時」
ギターのない五重奏です。マンドラが2パートあるところがぜいたくな作りだと、勝手に思っています。そういう編成って、なかなかないでしょう?
5名のマンドリン団体がありましたら、ぜひ弾いていただきたい曲です。
所要時間は、約6分です。
「青い光が見えたから 16歳のフィンランド留学記」高橋絵里香 著、講談社 2007年
本の表紙も、「青の時」の写真ですね。
北海道もそうとう寒いけれど、フィンランドはこんなものじゃないだろうなあとか、著者の心情の変化を音で表すとこんな感じかなあとか、いろいろ想像しながら作りました。
情景描写というよりは、心理描写をしたいと思って作りました。
そうしてできたのが、この曲です。
『青い光が見えたから~16歳のフィンランド留学記』は、お世話になった方の娘さんが書いた本です。
日本とフィンランドの文化や学校教育の違いがとても詳しく書かれていて興味深く、また、著者が生活や勉強に努力する姿も心打たれます。
ぜひ、みなさんも読んでみてください。
個人的には、バンド「ジャガイモ」の演奏シーンが一番好きです!
初演はSound-Hole、2008年のマンドリン四重奏演奏会で演奏しました。
わたしはフィンランドに行ったことがないのですが、北欧の冬は、北海道よりも夜明けが遅いですよね。
あの、キンとしばれる空気と心情をあらわそうと、冒頭は、マンドリン1がずっとpでトレモロをしています。
実は、2度高い音にしていたのですが、転調後のシャープがものすごい数になって、メンバーから「こんなの弾けん。直してこい」と言われました。
(マンドリン♯や♭が多すぎると弾くのツライ問題)
そんなわけで、若干、フィンランドから北海道寄りになったかもしれません(笑)。
だいぶ昔の話ですが…
この曲のスコアは、2010年、 日本マンドリン連盟 機関誌「JMUジャーナル」第225号に掲載されました。
→一般社団法人日本マンドリン連盟、「JMUジャーナル」第225号の目次紹介
今年も早いなあ。もう11月ですよ。
わたしの作った11月の曲を曲を紹介します。
【過去記事】前のブログに掲載していた記事の、再掲です。
今回は、
「11月の雀」
2012年作曲
マンドリン1、マンドリン2、マンドラ、マンドセロの四重奏です。
所要時間は、約5分です。
【解説】
すっかり枯れたコスモスの茎に
まるまるふくれた雀たち
そうっとしなる コスモスの茎…
その胸割れした ふわふわの毛は
冬将軍がもうすぐそこまで
北の山まで来ていることを
空気の震えで 感じている。
* * *
しめやかな大気、雷鳴、冷たい雨…
北国の晩秋を、凝縮してみました。
コスモスの茎にとまる雀。
これは、札幌・あいの里で見た風景です。
まだあまり建物が立っていなかった、30年ほど前のことです。
コスモスが背高く伸びたまま立ち枯れて、そこへ雀がとまって、茎がビヨヨ~ンとしなるんです。
よく見ると、ふっくらしていて、毛がかすかに震えているんですよ。とても印象的な光景でした。
曲のイメージの原型は、五輪真弓の「恋人よ」です(笑)。ご存知ですか?
アンニュイな雰囲気で、弾けるといいです。
前半は、マンドリン1はあまり動かさず、内声のマンドリン2とマンドラに、動きをもたせました。
わたしたちが練習する際は、2パートずつ試しに弾いて、相互理解を深めました。
あとは、高い音で、トレモロをひそやかに鳴らせるようにがんばりました。
この曲は、2018年2月の、マンドリン四重奏演奏会で演奏しました。
練習時の録音を使って、紹介ムービーをつくりました。
メンバーが、いろいろ意見を出してくれて、おもしろい演奏になってきたところです。
この練習の、一番最後の演奏がとても良かったのですが、スタジオの防音があまりよくなく、騒音がひどかったです。残念。
このテイクは未完成なところもありますが、曲を理解するときの参考になれば幸いです。
画像は、富良野の風景が多いです。あとはもいわ山ロープウェイです。
ぼんずのお下がりを、あとでえぶたんが着ています…。
seesaa版ブログで2018年に紹介した2つの記事を、ひとつにまとめて書き直しました
2013年作曲
マンドリン1、マンドリン2、マンドラ、マンドセロの四重奏です。
【解説】
くっきりと
背中に残る日焼けの跡が
暗い 闇の中に
ほの白く浮かび上がる。
遊びすぎた
夏の終わりの
けだるさ。
* * *
※Fのマンドセロは、ボディをたたきます。
上向きの「×」と下向きの「×」が違う音になるように、
工夫してください。
マンドリン×2、マンドラ、マンドセロの(ギターのない)四重奏という編成で、1月から12月まで月めくりカレンダーのような曲を作ってみよう!と思い立ち、2011年から作り始めました。
このシリーズで、5番目にできた曲です。
わたしの中ではめずらしく、AOR風に作ってみたつもりですが…
そういえばAORってなんだ!?アダルト・オリエンテッド・ロック?
と、調べれば調べるほど、わからなくなっていきました(だって曲によっていろいろちがうもん)。
マンドセロのベースラインで、大人の雰囲気をあらわしてみました。
ところどころ、メロディをスイングさせたりね。
上の動画の演奏は、わたしたちSound-Hole(サウンド・ホール)です。
画像は、小さいころの息子たちが、北の海で遊んでいるところです。
長男がいちばんムッチムチだったときです。次男はポキポキポッキーだし…。
ぜんぜんオトナの雰囲気じゃないですね。
こちらは、マンドリーノ・ジラソーレさんによる、オトナの演奏です。
2017年7月30日、日本マンドリン連盟九州支部「第15回 アンサンブルフェスティバル」より。
このときの演奏を、じつは現地で聴いたのですよ~!うれしかったです。
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いけこの作った曲、ほかにもいろいろあります!
マンドリン四重奏のためのカレンダーシリーズ、ほかにも11曲ありますよ。
→【作曲】いけこのマンドリン曲リストを、ごらんください
わたしの場合、楽譜は販売していません。
気軽に取り寄せて、ご試奏いただければ幸いです。
「ひるがえる葉裏に風を見る」(2022年)
【過去記事】前のブログに掲載していた記事の、再掲です。
いけこの作った曲を、随時紹介しています。
今回は、
「あなたにあげよう」
2010年作曲
マンドリン、マンドラ1、マンドラ2の三重奏という、ちょっと変わった編成です。
所要時間は、約4分です。
【解説】
2010年5月の「マンドリン音楽祭」に出場するにあたって
メンバーの担当楽器に合わせて書き下ろした曲です。
あふれる思い、伝えたい気持ちを、
やわらかなメロディと あたたかな和音で
あらわそうと試みました。
だれに、何をあげるかは
ひとそれぞれで よいと思います。
2010年といえば、コンクールに向けて半年くらいかけて、マンドリンオーケストラの曲「冬の足音」を作っていた時期です。
でも、「3人でマンドラ弾いて、音楽祭に出よう!」と決まったときに、「どうせならマンドリンも弾きたいなあ…」と思いたち、3月頃、実質3日、楽譜を整えて1週間で作った曲です。
中間で、マンドラのドローンの上を、マンドリンが自由に跳ねまわります。
最後の音は、親指で弾いて、優しい音をつくります。
2010年の練習時の録音を掘り起こし、フルバージョンの紹介ムービーを作ってみました。
当時のグループ名は「ドラの穴」。
のちに「マンドリンユニットMarsupiale(マルスピアーレ)」という名前になりました。
画像は、昔よく行ったお店、春の風景、そして小さいころのぼんず(長男)とえぶたん(次男)です。
徐々に、大きくなっています。
最後に、えぶたんがママにさし出しているのは…小石?
こちらは、2011年にupした、サンプル音源。
同じ練習時の録音ですが、こちらは後半フェードアウトしています。
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2024年も、そろそろおわり。
2025年も、マンドリン弾きます!
コンサートのお知らせです♪
【過去記事】2020年、引越し前のブログに書いた記事を再掲しました
少しずつ、わたしの作った曲の紹介をしていきます。
今回は、自己紹介でもタイトルが出ていた、作曲コンクールの受賞曲を紹介します。
※作曲コンクールについては、こちらのページをごらんください→【2019年~2020年】「第26回TIAA全日本作曲家コンクール」入賞!披露演奏会に出ました
「6つのマンドリンのための“Spring”」
ながえわかこ(2019)
1.たんぽぽ色のスカート
2.曇り空に桜
3.新たな道へ進もう
編成:マンドリン1、マンドリン2、マンドリン3、マンドリン4、マンドリン5、マンドリン6
所要時間:14分
2019年、一般社団法人東京国際芸術協会主催「第26回TIAA全日本作曲家コンクール」室内楽部門 奨励賞 受賞。
普段はマンドリン、マンドラテノーレ、マンドセロによる、小編成の曲を作っています。
このコンクールの楽器編成の規定にギターやマンドリンはありますが、
マンドラやマンドセロがなかったため、マンドリンの六重奏を作ってみようと思いました。
マンドリンだけの組み合わせで、どんな表現が可能か、試みました。
明るい色のスカートをひるがえし、きゃしゃなハイヒールで、
踊るように街を歩きます。
「A」から、十六分音符二つをスイングにして弾いてください。
肌寒い、どんよりとした曇り空に、桜が散りゆきます。
ここでは、マンドリン1だけがトレモロで、ほかのパートはすべてピッキングで演奏します。
たくさんの思い出をかかえながら、それらを胸にしまい、その先の道へ、一歩踏み出す。
自分の選んだ道を進むのは、勇気がいるけれど、
光の先には何があるのか、知りたいから。
今、走り出そう。
限られた機能を活かして作るのも、けっこうおもしろいものです。
演奏動画ではなく、風景ばかりの曲紹介動画です。
知床の風景が多いかな。あとは、常磐公園の桜とか。
1楽章は、スイングするピッキングではじけるようなうきうきするような気分を表し、そこに乗っかるトレモロでさわやかな風のような情景を表そうと試みました。
2楽章は、減衰するピッキングの余韻の中に、マンドリン1だけトレモロにすることで、儚いけれど芯のある一本の糸のような音色を作ってみました。
3楽章は、6パートをちがうフレーズでモヤモヤ動かしたり、あちらこちらでパートを組み替えてハモらせたりしました。走り出したい気持ちをシンコペーションで表現し、最後は未来へ向かってジャンプします。
6パートをフルに活用したり、足し算・引き算したりして、マンドリンだからこそできる表現を目指しました。
コンクール応募にあたって、題名に英題もつけることになっていました。
3楽章の「道」について、わたしは「way」ではなく「road」という語を使いました。
よく、「道」は「人生」に例えられます。そういう意味で、ふつうは「way」という語をつかうところです。
「road」と訳される「道」で言えば、未踏の地に自分の足跡をつけるだけでなく、先人によってすでに作られている道がたくさんあると思います。日常使っている道路って、たくさんありますよね。
でも、いつも曲がらないこの角を曲がるだけでも、一本となりの道を選ぶだけでも、これまでとはちがう新しい景色や新しい出会いがあったりします。
もしかしたら、歩く「道」を選ぶだけで、人生が変わっているのかもしれないなあ。
そんな思いから、わたしは「road」の方を選びました。
新しい道へ一歩を踏み出す若い人へ、エールを送る気持ちで書きました。
コンクールについては、別ページ【2019年~2020年】「第26回TIAA全日本作曲家コンクール」入賞!披露演奏会に出ました にあります。
楽譜をご希望の方は、↓続きをごらんください
※引越し前のブログの記事を再掲・編集しています