「一般社団法人日本マンドリン連盟」を知っていますか?
わたしは、北海道支部の個人会員です。
一般社団法人日本マンドリン連盟に入っていると、2か月に一度「JMUジャーナル」という機関誌が送られてきます。
各地のマンドリン情報、出版・CD情報や、評論、マンドリンの歴史、海外の動向などが掲載されています。
所属団体が連盟の会員(団体会員)だと、「JMUジャーナル」は代表者に送られて、みんなで回し読みするでしょうから、ちゃんと読む機会がないかもしれませんね。わたしは個人会員なので、自分に一冊送られてきて、じっくり読めます。
実は、この「JMUジャーナル」に楽譜を投稿することができるのを、ご存知でしょうか?
昔は4ページ以内だったのですが、今は8ページまで投稿できるんですよ。
2017年3月に機関誌編集規定が一部改訂されて、一般社団法人 日本マンドリン連盟の機関誌「JMUジャーナル」に、自作曲の楽譜を投稿できるようになりました。
マンドリンのオリジナル曲を作曲している人にとっては、楽譜を掲載してもらえる絶好の機会です!
投稿できる条件は、一般社団法人日本マンドリン連盟の会員であること。
① あなた自身が「会員」であれば、投稿できます。(個人会員)
② あなたの所属するマンドリン団体が「会員」であれば、投稿できます。(団体会員)
会費は、個人が年5,000円(学生個人2,500円)、団体は年8,000円(学生団体4,000円)です。新規入会を希望される方は、各地区の支部事務局にお問い合わせください。
一般社団法人日本マンドリン連盟のウェブサイトに、各支部の連絡先が載っています。
楽譜の投稿については、「8ページ以内」「PDFまたは完全版下(印刷物)で提出」だそうです。曲のパート編成にきまりはありません。
原稿の要件は、連盟の「会員名簿」に記載されている「機関誌編集規定」と、「JMUジャーナル」No.266の37ページ(機関誌編集規定改訂)をご覧ください。お持ちでない方は、お住いの支部の事務局にお問い合わせください。
実はわたし、2009年~2010年に計4回、「JMUジャーナル」に自作曲のスコアを掲載していただく機会がありました。→「【作曲】いけこのマンドリン曲リスト」のページはこちら
そのとき、すぐには反響がなかったのですが、少しずつ、「パート譜がほしい」とか「他の曲の楽譜もほしい」といったご要望が増え、ありがたいことに、北海道内外の各地で拙作を演奏していただけるようになりました。
あとで知ったのですが、「JMUジャーナル」に載ったスコアから、切り貼りまたは浄書してパート譜を作った方も、複数いらっしゃいました。
各地の方々との交流を通して、わたしが作っているような少人数のアンサンブルや、ギターパートのない曲なども需要があることがわかり、とてもうれしく思いました。
インターネット環境はあっても、マンドリンの曲について情報を得ていない方は、たくさんいます。ただでさえ、マンドリンってマイナーな楽器ですからね。
また、わたしたちSound-Hole(サウンド・ホール)のように、少人数の曲は難しくて弾けないとか、パートが足りなくて既存の曲が弾けない!といった悩みを持っているグループもいました。
だからこそ、マンドリンのオリジナル曲を作っている方には、ぜひ「JMUジャーナル」に楽譜を投稿してみてほしいと思います。
楽譜は、演奏されてはじめて価値が出ると思います。
いろんな楽譜が掲載されて、全国各地のマンドリンを弾く方のレパートリーがふえるといいな…と願っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿