2024/04/10

音楽の扉を開くと…「3ムスタファズ3」

自分の音楽のルーツを紹介します。

「音楽」という夢への扉を開いてくれたのは、まぎれもなくTHE ALFEEでした。アルフィーが、いろんな音楽のジャンルを教えてくれて、そこから自分でもいろいろ聴くようになりました。

今日紹介するのは、高校生の頃に好きだった「3ムスタファズ3」(スリー・ムスタファズ・スリー)。

知っている人、いるかなあ?どうでしょう…。

1980年代後半、ワールド・ミュージックがはやったころに、わたしが一番好きだったグループです。

バルカン半島のシェゲレリ村出身ということですが、実際はイギリスのミュージシャンの集まりだとかいうことですよ。

世界ごちゃまぜ~なサウンドが、とにかく楽しいのです。

日本で発売されたアルバムは、3枚だったようです。

1987年「Shopping」

1989年「Heart of Uncle」

1990年「Soup of the Century」では、美空ひばりの「チャルメラそば屋」が、かなり忠実にカバーされています。

アルバムに書かれていた「Forward in all directions!」(あらゆる方角に進め)というキャッチコピーも、大好きでした。

この音楽を聴いている、今、ここから、どこへでも行けそうな気がしました。

彼らによっていろんな民族楽器に興味を持ったので、このあとマンドリンに出会ってクラブに入ったのも、必然だったのかもしれません。


最近、当時のライブ動画をいくつかみつけました。

アメリカ、ノースカロライナでのライブだそうです。ラウラさんが「Anapse to tsigaro」を歌っています。


1989年にカナダのケベックで。屋外ですね!

1988年にイギリスのテレビで放映されたものだそうです。

ドラムのフーザムが「Si Vous passez par la」を歌う。色男すぎる…

世界各地でライブをしたようで、東京でもライブをしたそうですが、田舎もんの子どもはとても行けませんでしたよ。アルバムの写真を眺めて彼らのパフォーマンスを想像するばかりでした。

今こうして、彼らの映像を見られるのは、とてもありがたいことです。


雑音の中で聴いていたモスクワ放送に、ある日(オールナイトニッポンに出ていた)川村かおりが出て、少しずつロックがかかるようになるという変化から、ペレストロイカやグラースノスチを感じ取っていた80年代の終わり。

新聞で少しずつ紹介されるモンゴルに憧れて、いつか行きたいと思っていた、あのころ。

世界のいろんな音楽が好きで、民族衣装も好きになり、図書館で世界の民族衣装を調べ、シャルワール(サルエル・パンツに近いもの)も手づくりしていたよ!

見て聞いて興味を持って経験したすべてのことが、今の自分をかたちづくっているんだなあと、実感しています。

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