自分の音楽のルーツを紹介します。
「音楽」という夢への扉を開いてくれたのは、まぎれもなくTHE ALFEEでした。アルフィーが、いろんな音楽のジャンルを教えてくれて、そこから自分でもいろいろ聴くようになりました。
今日紹介するのは、高校生の頃に好きだった「3ムスタファズ3」(スリー・ムスタファズ・スリー)。
知っている人、いるかなあ?どうでしょう…。
1980年代後半、ワールド・ミュージックがはやったころに、わたしが一番好きだったグループです。
バルカン半島のシェゲレリ村出身ということですが、実際はイギリスのミュージシャンの集まりだとかいうことですよ。
世界ごちゃまぜ~なサウンドが、とにかく楽しいのです。
日本で発売されたアルバムは、3枚だったようです。
1987年「Shopping」
1989年「Heart of Uncle」
1990年「Soup of the Century」では、美空ひばりの「チャルメラそば屋」が、かなり忠実にカバーされています。
アルバムに書かれていた「Forward in all directions!」(あらゆる方角に進め)というキャッチコピーも、大好きでした。
この音楽を聴いている、今、ここから、どこへでも行けそうな気がしました。
彼らによっていろんな民族楽器に興味を持ったので、このあとマンドリンに出会ってクラブに入ったのも、必然だったのかもしれません。
最近、当時のライブ動画をいくつかみつけました。
アメリカ、ノースカロライナでのライブだそうです。ラウラさんが「Anapse to tsigaro」を歌っています。
今こうして、彼らの映像を見られるのは、とてもありがたいことです。
雑音の中で聴いていたモスクワ放送に、ある日(オールナイトニッポンに出ていた)川村かおりが出て、少しずつロックがかかるようになるという変化から、ペレストロイカやグラースノスチを感じ取っていた80年代の終わり。
新聞で少しずつ紹介されるモンゴルに憧れて、いつか行きたいと思っていた、あのころ。
世界のいろんな音楽が好きで、民族衣装も好きになり、図書館で世界の民族衣装を調べ、シャルワール(サルエル・パンツに近いもの)も手づくりしていたよ!
見て聞いて興味を持って経験したすべてのことが、今の自分をかたちづくっているんだなあと、実感しています。
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