2025/12/29

6回目♪旭川市民マンドリンアンサンブル定期演奏会に出ました

今年も旭川でマンドリンを弾いたよ!

旭川市民マンドリンアンサンブル第52回定期演奏会

2025年11月8日(土)18:00開場・18:30開演

旭川市大雪クリスタルホール音楽堂(旭川市神楽3条7丁目)

入場料 700円

【チケット取り扱い】
・大雪クリスタルホール売店 ・ジュンク堂書店旭川店
・コーチャンフォー旭川店ミュージックコーナー
・玉光堂イオンモール旭川駅前店 ・なかよし保育園(松田さん)

ちょうどコロナ期の2020年に入部して、定期演奏会に参加するのは今回で6回目です。

メンバーが選んだ名曲を、各種とりそろえてお送りします!

定期演奏会終わりました!

プログラム表紙

旭川市大雪クリスタルホールの表玄関
音楽堂の吊り照明
音楽堂は、シューボックス型のホールです。
とにかく響きがいいんですよ。


ヘアアレンジは、ハーフアップ右結び。襟足はピンで右に寄せました。

第1部    

・Winter Wonderland  F.バーナード/武藤理恵編

・You Raise Me Up  R.ラブランド/武藤理恵編

・Day Dream Believer J.スチュワート/青山涼編

・「杜の鼓動」より“魂の還る場所”  丸本大悟

第2部(旭川メンバーによる演奏)

・Memories(マンドリンとギターの二重奏)  青山涼

・ラブ・ストーリーは突然に  小田和正/青山涼編

・Everything 松本俊明/青山涼編

・彗星のタイムカプセル 青山涼

第3部

・ジュピター  G.ホルスト/武藤理恵編

・「風の谷のナウシカ」より“鳥の人”  久石 譲/青山涼編

・哀しみのソレアード~アリデヴェルチ・ローマ C.ダンミッコ/D.B.ベンボ、R.ラシェル/青山涼編

・スタンド・アローン  久石 譲/武藤 理恵編

礼奏

・ケセラセラ

・ふるさと


ここの団体って熱心なので、グループLINEで選曲がバンバンリクエストされるんですよ。高校生もあれ弾きたいこれ弾きたいって出してくれるの、うれしいですね。

今回のコンサートも、ポピュラーやマンドリンオリジナルなど、各種取り揃えております。

「Winter Wonderland」は、わたしにとって一番難しい曲でした。みんな知ってる軽快な曲なだけに、よけいにね。

「魂の還る場所」は、若いマンドリン弾きに人気の曲らしいですね。わたしは初めてでした。神社の「杜」のイメージを膨らませ、深く呼吸しながら弾きました。途中や最後にでてくる、ギターのアンサンブルがすてきでした。

「ラブ・ストーリーは突然に」は、トレンディドラマ(この言葉すら懐かしい)の主題歌でしたね。ドラマを観ていないわたしでも知っている曲です。セカンドマンドリンがジャンジャンジャンジャン♪と入ってくると、ノリノリで小田和正になりきって弾く、リアルタイム世代でした。

「Everything」、MISIA節のメロディを楽器で“歌う”のは、たいへんでした。自分が弾くので手一杯でした。あとから録音を聴くと、アレンジがとても良くて、こんなにいい曲だったのか!と、うっとりしました。

「哀しみのソレアード」と「アリデヴェルチ・ローマ」がメドレーになっているのは、なぜかな?「哀しみのソレアード」のダニエル・センタクルツ・アンサンブルはイタリアの音楽グループだそうなので、イタリアつながりということでしょうか。この2曲好き!とても盛り上がりました。

「鳥の人」と「スタンド・アローン」を弾いている時、音がブワン!と客席へ飛んでいくように感じ、鳥肌が立ちました。これ!このホールの響き方って、これなんですよ。この感覚をまた味わいたくて、来年も弾こうと思うのです。

来年の選曲は、この演奏会前からもう始まっています。みんなだいすきBッタキアリを弾くかも!?楽しみです。

客席には、中学マンドリン部顧問だったN先生が来てくださいました。いつも応援ありがとうございます!

そしてマルスピアーレのTさんに再会。何年ぶり!?うれしい~。またいっしょに弾きたいですね。まずはマルスピアーレの動画公開から、ぼちぼちやっていきましょう!

ご来場くださったみなさま、アンケートをくださった熱心な方々、遠くから応援してくださったみなさま、ありがとうございました。

来年の定期演奏会は、2026年11月7日(土)、大雪クリスタルホール音楽堂で開催いたします。きっと、来年も出ます!お楽しみに。

2025/12/21

いけこの曲紹介♪「青の時」

たまには、わたしの曲を紹介しますね。

冬なので、北国にちなんだ曲をどうぞ。

ぼちぼち曲を作っています→【作曲】いけこのマンドリン曲リスト

【過去記事】前のブログに掲載していた記事を、少し手直しして再掲しました。

「青の時」

2007年作曲
編成
マンドリン1
マンドリン2
マンドラ1
マンドラ2
マンドセロ

ギターのない五重奏です。マンドラが2パートあるところがぜいたくな作りだと、勝手に思っています。そういう編成って、なかなかないでしょう?

5名のマンドリン団体がありましたら、ぜひ弾いていただきたい曲です。

所要時間は、約6分です。

紹介動画。演奏はSound-Holeです。↓


本から極寒の地に思いを馳せる

【解説】
『青い光が見えたから~16歳のフィンランド留学記』
(高橋 絵里香 著、講談社)文中の
「青の時(Sininen hetki)」を題材に、曲を作ってみました。
極寒の北欧にて、夜明けの青い風景に身をひたすうち、しだいに
かたくなだった自分の心が解きはなたれ、上空から大地を俯瞰する
―そんな心の動きを描いてみようとつとめました。


この曲は、自分にしてはめずらしく、本を読んだときに湧きだしたイメージなのです。

「青い光が見えたから 16歳のフィンランド留学記」高橋絵里香 著、講談社 2007年

本の表紙も、「青の時」の写真ですね。

北海道もそうとう寒いけれど、フィンランドはこんなものじゃないだろうなあとか、著者の心情の変化を音で表すとこんな感じかなあとか、いろいろ想像しながら作りました。

情景描写というよりは、心理描写をしたいと思って作りました。

そうしてできたのが、この曲です。


『青い光が見えたから~16歳のフィンランド留学記』は、お世話になった方の娘さんが書いた本です。

日本とフィンランドの文化や学校教育の違いがとても詳しく書かれていて興味深く、また、著者が生活や勉強に努力する姿も心打たれます。

ぜひ、みなさんも読んでみてください。

個人的には、バンド「ジャガイモ」の演奏シーンが一番好きです!


演奏裏話

初演はSound-Hole、2008年のマンドリン四重奏演奏会で演奏しました。

わたしはフィンランドに行ったことがないのですが、北欧の冬は、北海道よりも夜明けが遅いですよね。

あの、キンとしばれる空気と心情をあらわそうと、冒頭は、マンドリン1がずっとpでトレモロをしています。

実は、2度高い音にしていたのですが、転調後のシャープがものすごい数になって、メンバーから「こんなの弾けん。直してこい」と言われました。

(マンドリン♯や♭が多すぎると弾くのツライ問題)

そんなわけで、若干、フィンランドから北海道寄りになったかもしれません(笑)。


「JMUジャーナル」にスコア掲載

だいぶ昔の話ですが…

2009年に、(まだ一般社団法人になっていないころの)日本マンドリン連盟の定時総会が札幌で行われたんですよ。
当時はただの個人会員でしたが、めったにない機会だからと、そのとき総会に出席し
「わたし、曲を作っているんですよ~!」
と自作曲のスコアを持って宣伝しました。
宣伝のかいあって、2009年~2010年に計4回、「JMUジャーナル」に自作曲のスコアを掲載していただく機会をいただきました。

この曲のスコアは、2010年、 日本マンドリン連盟 機関誌「JMUジャーナル」第225号に掲載されました。
一般社団法人日本マンドリン連盟、「JMUジャーナル」第225号の目次紹介

2025/11/30

出られるかな♪第55回マンドリン四重奏演奏会→出演します!

Sound-Holeは、今回も申し込みました!
これ↓
※最新版に替えました

一般社団法人日本マンドリン連盟北海道支部 主催
第55回マンドリン四重奏演奏会
2026年1月24日(土) 13:30開演
ちえりあホール(札幌市西区宮の沢1条1丁目1-10)
参加資格 北海道内のアマチュア演奏団体または個人
演奏時間 10分以内
編成 独奏または1パート1名による重奏
 高校生以下は10名程度の小アンサンブルも可

同じページから申し込みもできます。12月5日までだって。

Sound-Holeは、コロナの時期には出られなかったのですが、けっこうな常連となっています。
わたしたちは毎年定期演奏会のようなコンサートを開けるわけではないので、この10分間の出番が貴重なんですよ。
あと、好きな曲を好きなように弾ける、チャレンジの場でもあります。メンバーに合わせて編曲したり、自分で作った曲を弾いたりするのも、こういう場があるからできたことだと思います。
今回は3人でエントリー。出られたらいいなあ…。
            
出演できることになりました!
今回は、わたしたちを含めて11組が出ます。

2025/11/02

いけこの曲紹介♪「11月の雀」

今年も早いなあ。もう11月ですよ。

わたしの作った11月の曲を曲を紹介します。

 【過去記事】前のブログに掲載していた記事の、再掲です。

今回は、

「11月の雀」

2012年作曲

マンドリン1、マンドリン2、マンドラ、マンドセロの四重奏です。

所要時間は、約5分です。

11月の雀/mandolin quartet

【解説】

すっかり枯れたコスモスの茎に

まるまるふくれた雀たち

そうっとしなる コスモスの茎…


その胸割れした ふわふわの毛は

冬将軍がもうすぐそこまで

北の山まで来ていることを

空気の震えで 感じている。

*   *   *

しめやかな大気、雷鳴、冷たい雨…

北国の晩秋を、凝縮してみました。


北海道の晩秋

コスモスの茎にとまる雀。

これは、札幌・あいの里で見た風景です。

まだあまり建物が立っていなかった、30年ほど前のことです。

コスモスが背高く伸びたまま立ち枯れて、そこへ雀がとまって、茎がビヨヨ~ンとしなるんです。

よく見ると、ふっくらしていて、毛がかすかに震えているんですよ。とても印象的な光景でした。


曲のイメージの原型は、五輪真弓の「恋人よ」です(笑)。ご存知ですか?

アンニュイな雰囲気で、弾けるといいです。

前半は、マンドリン1はあまり動かさず、内声のマンドリン2とマンドラに、動きをもたせました。

わたしたちが練習する際は、2パートずつ試しに弾いて、相互理解を深めました。

あとは、高い音で、トレモロをひそやかに鳴らせるようにがんばりました。


動画について

この曲は、2018年2月の、マンドリン四重奏演奏会で演奏しました。

練習時の録音を使って、紹介ムービーをつくりました。


メンバーが、いろいろ意見を出してくれて、おもしろい演奏になってきたところです。

この練習の、一番最後の演奏がとても良かったのですが、スタジオの防音があまりよくなく、騒音がひどかったです。残念。

このテイクは未完成なところもありますが、曲を理解するときの参考になれば幸いです。


画像は、富良野の風景が多いです。あとはもいわ山ロープウェイです。

ぼんずのお下がりを、あとでえぶたんが着ています…。


お問い合わせ・楽譜ご要望の際は

2025/10/14

「10月11日はマンドリンの日!」動画フェスin北海道、今年も参加しています♪

10月11日は、「マンドリンの日」なんですよ~。 

北海道では、動画フェスをやっています。題して

「10月11日はマンドリンの日!」動画フェスin北海道2025

一般社団法人日本マンドリン連盟北海道支部のホームページで、北海道のマンドリン演奏動画を集めて紹介しています。

わたしも参加しています。見てみて!


わたし、11日は仕事があったので、寝ながらところどころ聴くだけでした。映像をちゃんと観たのは、翌日以降でした。

とくに印象に残ったのは…

★トップバッターは、地を這うような低音!(マンドロンチェロ)

 (実はニ番手はわたしで、マンドラばっかりなんだけどさ)

★ひとりでビートルズ!(全パート弾けるってすごいわ)

★カホンで派手に、イケイケのユーミン!(ギターのアドリブがいい~)

★ドワーフ・ダンスおもしろい!(弾いてみたい)

★畜大がんばっていますね!指揮者さんがちゃんと自分の指揮を振っている

ノルディコとアルバは、すごい大曲を弾きますねえ。体力が必要です。

あと、いろいろな曲が並んでいるのを見ると、メンバーに合わせて編曲することって、けっこうあるものなんだとわかります。


みなさまも、時間のあるときにゆっくりごらんくださいね。

さらに、これまでの動画フェスも残っていて、いつでも観られます。→フェスの紹介ページからどうぞ。

2025/09/20

いけこの曲紹介♪「お気楽アイスクリーム」

seesaa版ブログで2018年に紹介した2つの記事を、ひとつにまとめて書き直しました

たまには、わたしの作った曲を紹介しましょう。

今回は、
「お気楽アイスクリーム」
2006年作曲
マンドリン×2、マンドラ、マンドセロ
による四重奏曲です。
所要時間は、約4分です。

2009年、日本マンドリン連盟機関誌「JMUジャーナル」第221号に、スコアが掲載されました。
2010年にコントラバス譜を加筆し、五重奏として、九州の方がたに演奏していただきました。
2012年には、マンドセロ譜をギター譜に替えた「Guitar版」も作り、道内で他団体に演奏していただきました。

【解説】
「ゆるいマーチ風」で
お気楽にアイスクリームをなめていたら、
チョコミントの風が吹く?
でも、最後はとけてしまいました…。

※もともとは、マンドリン×2・マンドラ・マンドセロの四重奏として作った曲です。
2009年11月に、日本マンドリン連盟の「JMUジャーナル」第221号に掲載。
2010年に、コントラバス譜を加筆。
2012年に、マンドセロのパートをギターに代えた楽譜を、作成しました。
四重奏、五重奏、六重奏、いずれでもお楽しみいただけます。

ちっとも、解説になっていませんね。
でも、こんなイメージの曲です。
わたしはいつも、言葉から曲を作っているようです。

実は一番多く演奏されている曲

「お気楽アイスクリーム」は、おかげさまで一番多く楽譜のご要望をいただいている曲です。わたしの作品の中で、いわば「一番売れている」曲です。非売品ですが(笑)
日本マンドリン連盟の「JMUジャーナル」第221号にスコアが掲載されましたが、スコアから自分たちで切り貼りしたり浄書したりしてパート譜を作った方もいらっしゃったそうです。ありがたいことです。

わたしが把握している演奏歴はこちら↓

●2007.2第36回マンドリン四重奏演奏会(Sound-Hole) ←これはわたしたち
●2010.5第2回三木山マンドリン音楽祭(兵庫県三木市、アンサンブル・シルフィーズ)
●2010.9 Ofaマンドリンコンサート「恋音(こと)」(北九州市)
●2012.2第41回マンドリン四重奏演奏会(トロワ・クプルス)
●2013.5クラシック・カフェ2周年コンサート&ティータイム(兵庫県神戸市、アンサンブル・シルフィーズ)
●2015.12マンドリン茶会@もも庵(福岡、Quattro Formaggi
●2016.3札幌マンドリン倶楽部 部内アンサンブル発表会(夢追い人)
●2016.3フリーライブ「パンの耳」(福岡、 Quattro Formaggi)
●2017.6“音楽都市こおりやま”市民音楽祭 郡山マンドリンクラブ部内発表会一般公開(チームほんわか)
●2018.2福岡シンフォニックマンドリンアンサンブル部内発表会(MEFT
●2018.3福岡マンドリンオーケストラ・ホームコンサート(Quattro formaggi)
●2018.11大西功造氏 高知&神戸教室合同発表会(とらきちアンサンブル)
●2019.3まんどりんかふぇvol.3@湘南のマンドリンショップPietraponte 
●2021.3『アコーディオンの交差点 2021』(アコーディオンデュオ「コラソン・ディアマンテス」)
●2024.8ぎゃらりぃ花うさぎ カフェ・スペース アコーディオンソロ&デュオLIVE(コラソン・ディアマンテス)

演奏動画いろいろ

お気楽アイスクリーム/mandolin quartet
こちらはわたしたちの演奏。
Sound-Holeが2017年のコンサートで、礼奏として演奏したものです。
四重奏バージョンを、5名で演奏しております。


お気楽アイスクリーム /mandolin
こちらは、わたしたちSound-Holeが、2006年に演奏したものです。
ダルな感じをめざして弾いていました。


マンドリンアンサンブルOfa 恋音ダイジェスト
北九州の「マンドリンアンサンブルOfa」という団体が、2010年9月4日に
コンサート「恋音(こと)」を北九州芸術劇場小劇場で開催したときの模様。
ダイジェストの中で「お気楽アイスクリーム」が、ちょこっとだけ聴けます。
加賀城浩光さんに依頼をいただき、コントラバス譜を追加しました。
Ofaの「さくらばたけ楽奏団」さんに演奏していただきました。いい感じです!

お気楽アイスクリーム
2015年12月に、福岡で演奏していただきました。
クアトロ・フォルマッジさんによる、かわいい💛演奏です。

ながえわかこ作曲「お気楽アイスクリーム」
こちらは2018年2月、福岡シンフォニックマンドリンアンサンブルの部内演奏会にて。
チーム名は「Mandolin Ensemble Future Teacher」略して「MEFT」ですって。
若者のグループですね。
もともとの四重奏に、コントラバスとギターが加わった演奏です。


お気楽アイスクリーム(ながえわかこ)
こちらは2018年3月、福岡マンドリンオーケストラ・ホームコンサートにて。
以前にも演奏してくださった、クアトロ・フォルマッジさんによる演奏です。
弾きなれているだけあって、わたしたちサウンド・ホールよりうまい~!

お気楽アイスクリーム
なんと!2021年には、アコーディオンで演奏していただきました。
いわつなおこさんがアコーディオン用にアレンジしてくださいました。
親子デュオ「コラソン・ディアマンテス」の演奏です。

楽譜ご希望の方は…

わたしの曲は、少人数編成のものが多いので、気軽に合奏を楽しんでいただけたらうれしいです。
いけこの曲、ほかにもいろいろあります。
→このブログの【作曲】いけこのマンドリン曲リストというページをごらんください。

お問い合わせ・楽譜ご要望の際は、当ブログまでメールをください。
PC版ブログには、ページの右側に「いけこへの連絡フォーム」があります。「メール」欄にメールアドレスをご記入いただければ、後ほどメールを送ります。
ご記入いただいたメールアドレスは、管理人であるわたしのみ見ることができますが、ブログ上では公開されません。
わたしの場合ですが、楽譜代はいただきません(当方公務員で、兼業もしていないため)。
演奏の際の、著作権料の支払いも不要です。
コンサートに限らず、仲間うちでも練習でも、気軽にご試奏いただければ幸いです。

2025/09/17

1年待って初体験!サイレント映画を観てきたよ

令和の現代において、サイレント映画初体験。

やっと行けたよ!

X「キタ・キネマ」のポストより

2025年8月24日(日)
札幌市民交流プラザSCARTSコート
出演:大森くみこ(活動写真弁士)鳥飼りょう(ピアノ)
午前の部 ❶10:30-『ちんころ平平玉手箱』『荒武者キートン』
午後の部 ❷14:00-『笑ふ男』


実は、このサイレント映画上映会「キタ・キネマ」の存在を知ったのは1年前。2024年8月24日(土)夜、場所はたしか豊平館だったかな?このときは、マンドリンのコンサート本番の日で、打ち上げもあったので行けなかったのです。札教大マンドリンOB会のコンサートは2年に一度で、今年は無いので、キタ・キネマに行くことができました!

わたしは午後から別の用事があったので午前の部だけでしたが、それでも1年待ってやっと観ることができたので、嬉しい~!朝早い汽車で、3時間かけて札幌に行きました。

今年の会場は、札幌市民交流プラザの1階にある、SCARTS(スカーツ)コートです。上階に、HITARU(ヒタル)というホールがあるところですね。SCARTSコートはガラス張りでスケスケな印象でしたが、このときはガラス壁の中がさらに壁で仕切られていて、ちゃんと映画上映ができる仕様になっていました。

立て看板。壁の向こうで上映会。

中に入ると、なんとBGMが、昔々のSPレコードの音楽でした。
ザメクニックの「オリエンタルキャラバン(砂漠の隊商)」に、マーキーの「キスメット」ときた~!
なにそれ、わたし好みの選曲、わたしのためかしら!?と思ってしまいました。
いや、サイレント映画と同じ時代の曲だからなんだろうけどさ、わたしの心をわしづかみ!ですよ。


プログラム(左)と午前の部の映画説明

チラシがたくさん!

映画はもちろんモノクロですが、鑑賞しておどろいたのは、画質の良さです。
古い映画って、フィルムに傷やゴミがついていて見づらいというイメージしかなかったのですが、現代の技術でリマスターとかしているのでしょうか。きれいで見やすいのです。
モノクロでも色を感じられますし、人の動きも自然です。

「ちんころ平平(へいべい)玉手箱」は、1936年(昭和11年)に作られた日本のアニメーション映画。
子ども向けの短い映画ですが、動きがユーモラスで、とにかく楽しいです。
犬の平平がけっこうワルいヤツで、笑っちゃいます。

「荒武者キートン」は1923年(大正12年)の長編映画で、原題は「Our Hospitality」。
バスター・キートンが主演・監督だから邦題にキートンの名が入っているんでしょうけど、なんで「荒武者」なのか!?アクションシーンが多いからでしょうね。
こちらは、恋愛要素もある、ドタバタコメディ。
キートンが、無表情で大アクションをするのが面白くもあり、手に汗握って応援したくなったりもします。無表情といっても、ちょっと情けなく哀愁漂う顔で、なぜか親しみを感じてしまうんですよ。

弁士の大森くみこさんの説明が、わかりやすくて楽しいです。出演者について、また時代背景や鉄道の歴史なども知ることができます。これは日本の話芸ですね!
そして、楽士・鳥飼りょうさんの劇伴ピアノが素晴らしいんですよ!動きや状況にぴったり合った演奏を、即興で行うんです。
演奏がつくことで臨場感が増し、場面がわかりやすくなるんですね。これはすごい!(弁士による説明は日本独自の文化だそうですから、洋画であれば、楽士の演奏だけでも成り立つんでしょうね)
同じ映画でも、弁士と楽士が違えば、またちがった印象になるのだろうなと思いました。

終了後に、鳥飼さんとお話できたのもよかったです。
わたしが持っているヴァイオリン・マンドリン用の映画伴奏曲集は、楽士のための実用品ではなく、やはり愛好家のための楽譜のようです。
だとすれば、当時のマンドリン楽士の立ち位置は?楽団の中のひとりなのかな?
実際にマンドリン楽士ってどのくらいいたのかな?北海道にはいたのかな?
札幌の映画館「遊楽館」は、北海道マンドリン界の主要人物・九島勝太郎さんが経営していた!ということを、前川 公美夫著「大正期北海道映画史」を読んで知りましたが、遊楽館にマンドリン楽士はいたのかな?どんな人かな?…と、疑問がいっぱい出てきます。
鳥飼さんにお話を伺って、自分だったら「マンドリン」という切り口から、サイレント映画の伴奏音楽についてもっと研究できそうだな…と思いました。でもどこから!?
古いマンドリン楽譜から、ばくぜんと「サイレント映画のマンドリン楽士になりたい」と考えるようになりましたが、楽士への道のりは遠いわ!修行せねば!

弁士と楽士つきで映画を観るって、なんてぜいたくなエンターテイメントなんだろう!
というのが、今回の感想でした。あのライブ感が、ぜいたくです。
終わって会場を後にしてからも、ずっと興奮が止まりませんでした。
ほんとうは、午後も観たかった~。

X「キタ・キネマ」のポストより↓

2025/09/06

今年の浴衣記録。

あんなに暑かった日々も終わり、涼しい風が吹くようになりましたね。

もう、浴衣シーズンは終わってしまいました。

今年も浴衣を着たので、記録しておきます。


オットの母からもらった浴衣。帯結びは「花文庫」。

ハチワレ猫とチューリップ柄。

金魚柄。よく見ると大きな雪輪柄。
マンドリンを持っていますが、弾いてはいません。持っただけ。


また、猫とチューリップ。帯はひまわり色と茜色のグラデーション。

いずれも家の中で着ましたが、浴衣でお出かけはしませんでした。だから、補正なし。
マンドリンのないお出かけの日に着ようとも思いましたが、そういうときにかぎって、朝がとてつもなく早いんですよ。着付けにはそれなりに時間がかかるので、断念。
そういえば、去年は浴衣でおでかけしましたね→こちら
あと、この夏は暑すぎて、あまり長い時間着ていられませんでした。

今年の夏は、札幌ステラプレイスでやっていた期間限定「ユカタハナ」に行き、浴衣用スリップやレース足袋などの小物を買いました。(キモノハナの店長さんだった方に会えてうれしかった!)
また、ずっと探していたアタ製品のかごバッグを見つけ、「この形、この大きさ、そしてこの丈夫さ!ここで逃したら二度と出会えない」と思い、衝動買いしました。
アタ製品は、軽くて丈夫なんですよ。小さな箱型ポシェットを持っているのですが、とても丈夫で長もちです。そして山葡萄のつる製品よりも、お値段が手頃です。
来年はアタのかごバッグでおでかけしようっと!
半幅帯を3枚持っていますが、もう一枚買うなら何色がいいかなあ。レースの帯がすてきでしたが、自分の浴衣にうまく合うかどうかわからず、手が出せませんでした。どういう組み合わせなら合うか、じっくり考えます…。

2025/08/15

この曲弾いたのわたしだけ!?…サイレント映画の伴奏曲「アンダンテドロロソオ」

大正~昭和初期のマンドリン楽譜の中に、サイレント映画のための伴奏曲集をみつけて大興奮!

いつかサイレント映画のマンドリン楽士になりたいと思いながら、ぼちぼち修行中です。

今回紹介するのは、

「現代映畫伴奏曲集 後編」(5)Andante Doloroso アンダンテドロロソオ/mandolin


楽士向け?愛好家向け?マンドリン楽譜

使った楽譜はこれ!1927年(昭和2年)発行の市販楽譜です。
こちらは古書店通販サイト「日本の古本屋」にはなく、メルカリで購入しました。
当時の映画は、サイレント(無声映画)だったので、説明も音楽もその場で行っていたんですって。
今考えると、かえってぜいたくにも思えるし、弁士と楽士によって映画の印象がまったく違ったものになりそうですね。
それにしても、この楽譜を使った楽士はいたのでしょうか、それともヴァイオリンやマンドリンが好きな人のための市販楽譜なのでしょうか?

《表紙》
シンフオニー ヴァイオリン マンドリン 楽譜
SINFONIE VIOLIN OR MANDOLIN SOLOS
現代映畫伴奏曲集 後編
映畫音樂研究會編 NO.4


裏表紙《奥付》
昭和二年七月一日印刷
昭和二年七月三日發行
定價 金五拾錢
編者 映畫音樂研究會
印刷發行者 草野 茂
東京市牛込區西五軒町三十四番地
發行所 シンフオニー樂譜出版社
電話牛込六九〇九番
振替東京六九一二七番



《楽譜》
(5)Andante Doloroso
  アンダンテドロロソオ
  (O. LANGEY)
  秋の落葉、物寂しき場面

「ドロローソ」でなく「ドロロソオ」という表記に、時代を感じますね。
音符の下に書いてある数字は、ハーモニカ用の楽譜です。

作曲はオットー・ランゲ

楽譜に作曲者名が書いてあったので、原曲探しは楽でした。

作曲者はオットー・ランゲ Otto Langey(1851~1922)
この方はもともとチェロ奏者ですが、クラリネットやトロンボーン、サキソフォン、フルートなど様々な楽器の教則本や練習曲を書いたそうです。

サイレント映画の伴奏曲

原曲の楽譜は、1920年にボストンのOliver Ditson Companyより、「Ditson's Music for the Photoplay No. 37として発行されています。
題名はAndante doloroso、副題にfor scenes expressing pathetic emotion。哀れな感情を表現するシーンに使うということでしょうか。

①ノーステキサス大学のサイト「UNT Digital Library」でパートごとの楽譜が見られます
ピアノパート   
こんなにあるんかい!?
そんなに大勢で映画の伴奏をしなくても、ピアノとあと何かのパートを組み合わせれば曲として成立しそうです。

おっと、ピアノの次のページに、オルガンパートもあるのね!

予想していましたが、わたしの弾いた楽譜は、原曲の3分の1程度の長さでした。

他の人の演奏がみつからない…

YouTubeで見かけるのは
・ランゲさんが書いた各種楽器の教則本や練習曲の演奏(けっこういろいろある)
・ランゲさんがオーケストラ用にアレンジした曲の演奏
・「Mexican Serenade(Mandolina)」の演奏
   ↑メキシコ…?マンドリン…?まあいいでしょう。
でも「Andante doloroso」については、現代の演奏もSPレコードも見つかりませんでした。
いや~、もちろん動画に上がらない演奏も世の中にはたくさんあると思いますが、みつかるものとみつからないものの差がはげしいな!ザメクニックさんは数多くあるのに…。
今後も探してみますね。


ほかにもいろいろ弾いたり、原曲を探したりしています。
このブログの「大正~昭和初期のマンドリン楽譜」の記事や
ikekomandolinのYouTube再生リスト「大正~昭和初期のマンドリン楽譜を弾いてみた」、
お時間ありましたらごらんください。

2025/08/04

いけこの曲紹介♪「8月の素肌」

 【過去記事】前のブログに掲載していた記事の、再掲です。

夏です。ほっかいどうも暑いです。
8月なので、わたしの作った8月の曲を紹介しましょう。

「8月の素肌」

2013年作曲

マンドリン1、マンドリン2、マンドラ、マンドセロの四重奏です。


【解説】

くっきりと

背中に残る日焼けの跡が

暗い 闇の中に

ほの白く浮かび上がる。

遊びすぎた

夏の終わりの

けだるさ。

*      *      *

※Fのマンドセロは、ボディをたたきます。

上向きの「×」と下向きの「×」が違う音になるように、

工夫してください。


マンドリン×2、マンドラ、マンドセロの(ギターのない)四重奏という編成で、1月から12月まで月めくりカレンダーのような曲を作ってみよう!と思い立ち、2011年から作り始めました。

このシリーズで、5番目にできた曲です。

わたしの中ではめずらしく、AOR風に作ってみたつもりですが…

そういえばAORってなんだ!?アダルト・オリエンテッド・ロック?

と、調べれば調べるほど、わからなくなっていきました(だって曲によっていろいろちがうもん)。

マンドセロのベースラインで、大人の雰囲気をあらわしてみました。

ところどころ、メロディをスイングさせたりね。


上の動画の演奏は、わたしたちSound-Hole(サウンド・ホール)です。

画像は、小さいころの息子たちが、北の海で遊んでいるところです。

長男がいちばんムッチムチだったときです。次男はポキポキポッキーだし…。

ぜんぜんオトナの雰囲気じゃないですね。


こちらは、マンドリーノ・ジラソーレさんによる、オトナの演奏です。

2017年7月30日、日本マンドリン連盟九州支部「第15回 アンサンブルフェスティバル」より。

このときの演奏を、じつは現地で聴いたのですよ~!うれしかったです。


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