浴衣だいすき!夏のおしゃれは浴衣ですよ。でもあまり着る機会がありません。
なぜならマンドリンの練習に行くときは、荷物が多いから。バッグを肩にかけたり背負ったりできないでしょう?
先日、マンドリンのコンサートを聴きに、札幌へ出かけました。
わたしの場合、マンドリンを持たないおでかけって、めったにありません。
そうだ、こういうときこそ、浴衣を着よう!
今回着たのは、haco!(フェリシモ)で買った、黒地に白の「麻の葉文様」。禰豆子ちゃんの着物の柄だね!
生地をよく見ると、薄手で長四角の格子状に織られています。「綿紅梅」というそうです。ミシン縫いだと、手縫いより安価になります。
これまでで一番、着付けがうまくできました!衣紋の抜き方とか、おはしょりの長さとか。
このときは一泊したので、かごバッグの他に着替えを入れたバッグを持ちました。

セットで買った半幅帯は、紫と白のリバーシブル。
帯結びは、紫をメインに「割角出し」。たれの面を変えて結んでみました。
汽車に片道3時間も乗るので、椅子にもたれてもつぶれない結び方にしました。

銀と白の三分紐に、雪柄のガラスの帯留め。札幌のキモノハナ パセオ店で買いました。
帯のアクセントに三分紐を使いたくて、後ろの結び目がかくれる帯結びにしました。
髪型は、動画を見てこれにしよう!と決めたものがあったのですが、いかんせん不器用すぎて、“くるりんぱ”すらできませんでした…。
左よりにしばっておだんごもどきにして、お花の髪飾りをさしました。
下駄は、畳表のついた「右近」という形。側面に葉の模様が彫られています。
最初に買った下駄が古くなったので、数年前に旭川で買いました。
たくさん歩くので、レース足袋をはきました。鼻緒が擦れにくくて、楽です。
足袋を履くので、少し上品になるよう、浴衣の裾を長めにして着ました。
今回行ったマンドリンのコンサートは、「ロマンツァ&ノルディコ ジョイントコンサートin札幌」。
とても暑かった8月16日、Kitara小ホールで行われました。
お客さんがたくさんいて、はからずも最前列で聴くことになりました。
ロマンツァもノルディコも、情熱的な演奏で、圧倒されました。その翌週は自分たちのコンサートなので、がんばろう!と思いましたよ。
OB会の先輩がたとお茶したあと、中島公園でひとり夕涼み。
綿紅梅の浴衣に夕暮れの風がすうっと通り、心地よかったです。
浴衣好きになったわけ
きっかけは結婚してすぐ、オットの母から浴衣をもらったこと。
それまでは浴衣を着たことがありませんでした。
帯や下駄などを買いに行った呉服店で、着付けを教わりました。あとはブックレットを見ながら試行錯誤。
富良野にいるとき、お琴(箏)のグループに呼ばれ、サロンコンサートでマンドリンを演奏しました。夏休み中だったので浴衣で演奏しましたが、そのときの着付けは今振り返るとへたくそでした。
あるとき、旭川の呉服店の閉店セールで金魚柄の浴衣が安く売られており、「これを逃したらこの先ぜったい出会わない!」と思って2枚目を買いました。帯のほうが高かったです。
でも、子どもが小さいうちはずっと、着る機会がありませんでした。家族で花火大会に行くときは、自転車をこいで行っていましたから。
浴衣熱が復活したのは2017年。「2枚もあるのに着ないなんて、もったいない!」と思ったことからです。
札幌の「キモノハナ」(当時はパセオ店)に小物を買いに行き、モダンな着物や若い店員さんのセンスの良さに、ワクワクしたのを覚えています。
もっと気軽に浴衣を着よう!だって浴衣って、着物の中でもカジュアルなものだもの。そう思って、マンドリンのコンサート鑑賞や、ビアガーデン飲み会などに着ていきました。
着慣れなくて下手っぴなのですが、浴衣を着ていくと、「あらいいわね~」「晴れてよかったわね」「涼しそうね」など、ときには知らない方からも声をかけられます。
洋服でもおしゃれできるけれど、着物のほうがだんぜん目立つのね!
若いころよりもオトナになった今のほうが、より良く着こなせると思います。
帯も、もっといろんな結び方で楽しみたいです。
北海道はもう秋の虫が鳴いていますが、もう一回くらい着たいなあ…。
浴衣を着てマンドリンを弾いてみた動画もあります→納涼♪マンドリン
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