ちえりあホール(札幌市西区宮の沢1条1丁目1-10)
入場無料
厳寒のホームで1時間待ち
【金曜日】
例年は日曜日に「かでるホール」で開催するのですが、かでるホール改修工事のため、今年はちえりあホールで、しかも土曜日開催なんですよ。
わたしは金曜の夕方17時50分に出発して、前泊することにしました。
ところが、旭川駅で19時の特急に乗り換えようと待っていても、汽車が来るようすがありません。
わたしは指定席をとっていなかったので、とにかく車内で座りたいと思って、ホームの乗り場に並びました。
しばらくして、
・列車の到着が大幅に遅れている
・次の20時発は運休
・19時発の列車は、20時ごろ発車予定
というアナウンスが流れました。
うわー、結局1時間も立って待つのか~!ホームは外と同じなので、冷え込んでいます。
でも、今この列から離脱したら、車内ではぜったい座れません。
ただでさえ楽器2台(マンドリンとマンドラ)を抱え、大きなビジネスリュックにショルダーバッグ、大きなトートバッグ(演奏会の掲示物と衣装)という大荷物なのに、この後さらに車内で1時間半も立っていられない...そう考え、このまま並んで待つことにしました。
幸いなことに貼るカイロを持っていたので、腰に貼りました(持っていたわたしエライ)。また、夜食か朝食にしようと持っていたおいしいパンがあったので、ホームでもりもり食べました(職場に売りに来てくれるパンやさん、ありがとう)。
外国人観光客と、日本語で励まし合いながら待ちました。
やっと来た列車に座ることができたものの、「大雪の影響で車内は激しく混み合っており(by車掌さん)」、とてもトイレに行けません。しかも列車は線路点検のため深川で止まり、運転再開の見込みは不明とのこと。
飲み物をチビチビなめるように飲みつつ、おやつのチョコチップマフィンも食べちゃいました。
結局、札幌に着いたのは22時40分ごろ。2時間以上遅れたので、特急料金を払い戻してくれるとアナウンスされましたが、窓口で長蛇の列に並ぶより、もう宿に行って寝たい…。
寒い思いをして喉の調子が少し悪くなったので、ヴィックスのメディカルトローチをなめ、白湯を飲んで寝ましたよ。
演奏会は大成功
【土曜日】
24日(土)は、マンドリン四重奏演奏会でした。
ジムキョクチョーになって初めての四重奏演奏会、そのあとの総会の準備もあって、ドキドキです。
会場のちえりあホールは、地下鉄宮の沢駅からちょっと歩くものの、外にに出ずに行けるのでうれしいですね。
例年使っているかでるホールとは楽屋の様子や広さが違うので、計画や準備に手間がかかりました。
来年は、きっともっとスムーズにできるでしょうね。
われわれSound-Holeは、出番もステージリハーサルもトップバッターです。会場についたら調弦して、すぐリハーサル。うーん、朝から手が動かないよ~。
札幌月寒高校からは、4組も出ていますよ。みんな1・2年生でしょ?すごいね。
今回は、大学生の「Luminote」や若いグループ「SKY-Hi Mandolin Trio」が出ていて、新鮮ですね。こういう方々がジャンジャン出てほしいです。
ふと、Sound-Holeが出始めた頃を思い出しました。自分たちでは単独のコンサートを持つのが難しいので、10分だけ弾けばよい、この演奏会に出るようになったんですよね。しかも、少ないメンバーに合うマンドリン楽譜なんてめったにないから(あっても技術的に弾けないから)、編曲したり作曲したりするようになったんです。それ以来、わたしたちは万年チャレンジャーです。
今の若い人たちにとっても、気軽に、気楽に、ちょこっとチャレンジできる機会として四重奏演奏会を利用してもらえたらいいなと思っています。
今回の衣装は、忙しくて手作りできませんでした。
身頃と袖はベロア、スカート部分はジャカード織りです。黒地に金糸の刺繍に一目ぼれ!
これを着ていったら、メンバーから「高見沢さん」と言われました。わたしもそう思った!!
タカミー立ちで写真に写るワタシ…。
ヘアアレンジは、右耳後ろでしばって、襟足をピンで留めています。最近ずっとこれですね。
服に合わせて金色のレース風イヤリングを持ってきていたのですが、忙しくてつけるのを忘れた!
Sound-Holeは、今回3人で出場しました。
演奏したのは
◯Mr. Dowland's Midnight(ダウランド作曲、宍戸秀明編曲)
◯ナポリの夜(ザメクニック作曲、K.Yoshida編曲)
◯夏宵を待って(いけこ作曲)
の3曲でした。
偶然ですが、どれも夜の曲ですね。
【Mr. Dowland's Midnight】
わたしたち、前に宍戸さん編曲の「
ラクリメ」や「
The Frog Galliard」を演奏したことがあるんですよ。まるでわたしたちのために編曲したよう…と嬉しくなって、思いきって宍戸さんにメッセージしました。メールで「ダウランド氏の真夜中を弾きたい」と言ったら、なんと3パート編成で作ってくださいました。これは買うしかないでしょ!
ただ、楽譜どおりに弾くと1分もない曲です。リュートの演奏を聴くといろいろ工夫して変奏しているようなので、わたしたちも変奏してみようということで、メロディのパートをマンドリン→マンドロンチェロ→マンドラと入れ替えて弾いてみました。マンドロンチェロが華麗に変奏しました!
この曲のためだけに、わたしはマンドラとマンドリン2台持ちになりました。
【ナポリの夜】
大正~昭和初期のマンドリン楽譜を弾くのがマイブーム!3人で弾くので、原曲のピアノ譜をもとにマンドロンチェロ譜を作りました。
この曲の中でちょくちょくフェルマータがかかるんですが、えっこさんがメロディの時のフェルマータでは「アンサンブルしてるわ~♪」って感じで、気持ちよかったです。
【夏宵を待って】
2023年に作った、わたしの曲です。
作った当初は、マンドリンとマンドラ、パーカッションが2つという謎の編成でしたが、これを3パートに作り変えました。マンドリン、マンドラ、マンドロンチェロ版を作ってから、さらにマンドリン×2、マンドロンチェロの3パート版を作りました。
夕暮れの空、浴衣、線香花火のイメージで、ちょっとセンチメンタルな曲です。
「ナポリの夜」を弾いている時、ふと気づくと足がガクガク!
原因は、足台をマンドラを弾くときの高さのままにしていて、低かったからです。
ちょっと低かったけれど、グッと足をふんばって弾きました。
本番の演奏は3人の息が合って、けっこうよかったと思います。
2曲目、3曲目と、徐々に周りが見えるようになってきました。
演奏後、楽屋にて「3人で写真撮ろう~!」とキャピっておりました。
楽器を持って「真ん中へ、どうぞどうぞ」と、代わる代わるセンターになって撮ったりして。
あとでその写真を見て「マンドセロがなんか小さい…遠近法か?」と思いましたが、よーく見たらメンバーがセロではなくわたしのドラを持っていたのでした。チャンチャン!
弾いたあとはあわてて片付けて、こんどはアナウンスの出番です。
今回わたしは、第1部の後半からウグイス嬢を務めることになりました。
アナウンスボックスに入って、出番の方々に無音の拍手を送りながら、原稿を読み上げました。
ちえりあホールは、舞台袖で聞いていても響きが良くて、どのチームの演奏も素敵です。
おっと、うっかり順番を間違えないように気をつけないと。ここまで読んだ、と印をつけながら…自分の演奏より緊張したよ!!
今回はアナウンス原稿も作ったので、最後に「来年のマンドリン四重奏演奏会は、令和9年1月23日(土)、ちえりあホール」という文言を加えました。もう会場が取れているので、このくらい宣伝してもいいでしょ。
楽屋のほうに、ワタシに会いたいというお客様がいらっしゃったそうですが、忙しくて会えませんでした。
お名前を伺うと、当てはまるのは大学の恩師のようでした。
後日、ご丁寧にお手紙をいただきました。やはり先生がいらっしゃっていたのですね。うわ~嬉しい!!
わたしの曲を褒めていただき、ありがとうございます!
「チルコロ(北海道大学)は出ないんですかね」と書いてありましたが、今年は出ていましたよ~Luminote(ルミノート)さんが。
やはりご自身の出身大学が出ていると、嬉しいでしょうね。あとで教えてあげようっと。
終演後は、片付けもそこそこに、連盟の総会の準備でした。
演奏会は、去年よりも多くのお客様がいらっしゃって、用意したプログラムと予備のプログラム(白い紙)がなくなるくらいでした。ありがたいことです。
宮の沢は地下鉄の終点駅なので、遠いかなと思っていましたが、降りたあと雪道を歩かなくても住むので、来場しやすかったのでしょうね。寒い日でしたが天気はおだやかで、無事演奏会ができてよかったです。
Sound-Holeのメンバーは、イタリアンのレストランで乾杯~♪
大雪で帰れません
ここから先は、ただの帰宅難民の記録です。
【日曜日】