Sound-Hole、昨年に引き続き今年も出演できました!
令和6年度札幌市民芸術祭「マンドリン音楽祭」
2024年5月19日(日)
12:45開場 13:30開演
札幌コンサートホールKitara(キタラ)大ホール
(札幌市中央区中島公園1-15)
入場無料
なんせサッポロは遠いもので、前日朝から大荷物でお出かけですよ。
パンパンのビジネスリュックと、マンドラ。アルフィーのツアーバッグに、しわにならないようにそうっと衣装を入れたら、かさばった!
けっこう暑い日なので、アルフィーの春ツアーTシャツを着ていきました。
「50」Tシャツと3人のギターバッジで、アルフィーに守られておりますよ。
スカッと晴れて、さわやかな5月の旅を楽しみました。
前日に、Sound-Holeのみんなで練習をしました。
コンサート当日も、よいお天気でした~。
例年、札幌市教育文化会館で行われているマンドリン音楽祭ですが、昨年と今年は、コンサートホールKitara(キタラ)の大ホールで行われました。
Kitaraで演奏できるなんて、めったにないことなので、朝から興奮しています。
「小」だけど、4人で使うには広いですね。譜面台も椅子もあります。
リッチな気分で練習しました。
お昼前に、ステージでリハーサルを行いました。
弾いてみたら、びっくりするほど互いの音が聞こえなくて、合わせにくく感じました。
あわてて、もう少し近寄って座ることにしました。
音は全部、客席の方に飛んでいくのでしょうね。
まあ、いつもどおり弾けば、たぶんだいじょうぶ!…と思います。
床に椅子の位置の印をつけてくださったMさんが優しくて、おかげさまで落ち着きを取り戻しました。
小リハーサル室Aには、小さなパイプオルガンが設置されていました。
うわーすてき!どんな音がするのかな。(触っちゃだめだけれど)
小さいけれど、なんだか大きなタンスみたいですね。
パイプの代わりに人が入っていたらどうしよう…と、ミステリを想像してしまいました。衣装は、白いジャカードのワンピース。
なんと1年越しで完成した手づくりです(そのうち、別記事で紹介しますね)。
ヘアアレンジは、去年とほぼ同じで、髪をふわっとねじってヘアピンで留めただけ。
ハーフアップを左側で散らし、襟足もねじって左側で留めました。
ヘアピン11本と、大きめの白いコサージュをつけました。
イヤリングは、葉っぱがジャラジャラ下がっているようなデザインのもの。衣装のボタンの金色と合うと思って選びました。
靴はベネビスで、バックストラップのハイヒールを履きました。
わたしたちが出たのは第1部「独奏・重奏の部」、3組中3組目です。
先の2組は、マンドリンとマンドラの二重奏、そしてマンドリンとギターの二重奏でした。
どちらも上手な方々で、舞台袖のモニター越しで聴きましたが、とてもわくわくする演奏でした。かっこいい~!
さて、わたしたちSound-Holeも出番です。
曲はわたし・ながえわかこの作曲で
「あさひかわ」四つの風景
1.鈍行列車で―伊納―
2.そばの花咲く―江丹別―
3.ひかりさして―忠別川―
4.ダイヤモンドダスト―旭橋―
1楽章はちょっと快速なよろ号!?がったんごっとん走りました(笑)。
2楽章の出だしをやり直したところはありましたが、全体のパフォーマンスは今まででいちばん良かったと思います。
3楽章は、雨上がりの庭に天使の梯子のような光がさし、雨粒を乗せた秋の庭がきらきら輝いている感じの曲。練習ではいちばん苦労しました。
パートごとに異なる動きをしていますが、4パートが合わさって一つの楽器に聞こえるように、心をくばりました。
4楽章は、ダイヤモンドダストを表現するには、どの楽器よりもマンドリンがいちばん合うのではないかと考えて作った曲です。
小さく静かなトレモロやそっと弾くピッキングの多い曲でしたが、お客様が息をひそめて聴いてくださっているのがわかりました。
以前、Kitaraの客席でマンドリンの演奏を聴いたとき、ppもよく聞こえたんですよね。
お客様の耳にもダイヤモンドダストのキラキラが届いていたようで、とても嬉しかったです。
わたしたちのステージが終わり、3階のリハーサル室へ向かうエレベータの中で、四人で「やった、やった!」と小躍りしていました。
荷物をかたづけて客席へ行くと、車椅子スペースに父を見つけました。
となりに椅子を置いてもらって、いっしょに聴きました。
すぐ前の席には、父の高校時代のお友達Yさんがいらっしゃいました。
実は、前の週に父に会った時「Yちゃんは来るかな?」と言ったので、思い切って二人で電話をかけてみたんですよね。
電話でお話できて、父から誘って、なんと音楽祭を聴きに来てくださることになりました。
父くらいの年になると、出かけるのも体力や介助が必要なので、たいへんなんですよね。
わたしの出るコンサートがお出かけの機会になって、お友達とも会えて、よかったです。
8月の、札教大マンドリンクラブOB会のコンサートでまた会おう!と約束していました。
車椅子スペースは、ちょうどステージと同じくらいの高さにあって、演奏者が近くに見えました。
第3部のヴェルキが、ものすごい迫力!第1部とのギャップが激しいですね。
銅鑼は何の曲で使うんだろうと思っていたら、なんとアンコール「ラスト・エンペラー」でした!
大勢で弾くのも、いいなあ。今は移動距離と移動時間が長すぎてかないませんが、いつか札幌に住むなどしたら、参加できるでしょうか?
終演後、わたしはメンバーに荷物を預けて、片付け作業に行きました。
わたしを待っている間、メンバーはお客様から声をかけていただいたそうです。
ありがとうございます!お客様の印象に残ったようで、よかったです。
仕事や生活、健康など諸々の課題をのりこえて、集まったわたしたち。
昨年は3人でしたが、今年は4人で演奏できました。
特に、これまで外部のコンサートにSound-Holeとして出たことがなかったメンバー・えっこさんといっしょにステージに上がれたのが、嬉しかった!
こういう幸せなことが実現できたのも、細く長く続けていたからこそですね。
メンバーのみなさま、いっしょに弾いてくれて、いっしょに演奏を作ってくれて、ありがとう~!





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