5月5日はこどもの日!
世の中のこどもたちが、すくすく育ちますように…
Miska Hauser作曲「Cradle Song」(ハウザーの子守唄)を弾いてみました。
スマートフォンで撮り、「4XCAMERA」というアプリを使って二重奏を作りました。
右側は伴奏に徹した第2マンドリン、その音をイヤホンで聞きながら、メロディの第1マンドリンを弾きました。
使った楽譜は、これ
この楽譜は、「日本の古本屋」という古書店通販サイトを通じて購入しました。
なぜわざわざこんな古い楽譜を買ったかというと、自分の使っているマンドリン(ルイジ・エンベルガー、1927年製)と同じ時代に流行った曲で、「ヴァイオリン・マンドリン楽譜」として売られていたからです。
わたしがマンドリンを弾き始めた1990年代は、マンドリンの市販楽譜がとにかく少なくて、インターネットもまだ普及しておらず、どこから手に入れたらよいかわかりませんでした(北海道は田舎だ)。まあ、手に入ったとしても、初心者には弾けなかったでしょう。
ヴァイオリンとマンドリンは調弦が同じだからという理由で「ヴァイオリン・マンドリン楽譜」として売られたのでしょうが、もしかしたらマンドリンの市販楽譜は90年代よりも多かったんでないかい!?と思うくらい、数多く発行されています。
「セノオ楽譜」は、ヴァイオリン楽譜があるものの、マンドリン楽譜は発行していません。その点、「シンフオニー楽譜」はたくさんあります。シンフオニー楽譜出版社からは、日本マンドリン界の先駆者・田中常彦氏の編曲によるマンドリン楽譜も売られていたようです(他の楽譜に載っている目録に書いてある)が、残念ながら手に入っていません。
この「ハウザーの子守唄」は二重奏になっていますが、だれが編曲したんだろうなあ…。
古い楽譜から当時の西洋楽器が受容されていく過程を垣間見るようで、興味深いです。
YouTube「ikekomandolin」のチャンネルで、「大正~昭和初期のマンドリン楽譜を弾いてみた」という再生リストを作っています。ごらんください!
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